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2020年02月28日

長谷部誠「僕たちはメンタリティを変えていかないと」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 週末に行われた昇格組1.FCウニオン・ベルリン戦では、再び良い試合のあとに、精彩を欠いたパフォーマンスを露呈。長谷部誠は、「自分たちのメンタリティを変えていかないといけない」と警鐘を鳴らしている。

 今回のウニオン戦は、もしかすると上位争いに食い込んでいくための、ラストチャンスだったかもしれない。しかし大きな野心をもってシーズンに臨んでいるはずのフランクフルトは、今シーズンはコンスタントさに欠けたパフォーマンスを見せているところ。前半戦でもバイエルンやレヴァークーゼンを相手に素晴らしいパフォーマンスをみせながらも、後半戦でのザルツブルク戦やライプツィヒ戦と同様に、中盤争いからなかなか抜け出すことができていない。

 特にパダーボルンやマインツ、ケルン、アウグスブルク、フライブルク、そして今回のウニオンといった所から敗戦を続けているようでは、少なくともブンデスリーガで夢をみるようなことは困難だ。仮に週末に行われるブレーメン戦で敗戦するようなことがあれば、今度は残留争いへの突入も視野に入れなくてはならないだろう。その後のグラードバッハ戦、バイエルン戦では余り勝ち点は見込めない。ブレーメン戦ではドローが最低条件となる。

 長谷部誠は、「コンスタントにプレーすることができていまんせん。1試合では素晴らしくとも、その次でウニオン戦のようにまたなってしまう。それが僕たちの問題なんです。確かに多くの入れ替えをしましたが、しかし十分にクオリティはあるんです。ウニオン戦では、とにかくメンタル面で不足していたと思います。つまりは対人戦での姿勢や、爪の甘さといったところですね」

 これから過密スケジュールを戦っていく上で、フランクフルトにとって頭の痛い問題は、先発争いに割って入るべき選手たちの、余りに多くがせっかくのチャンスにもアピールできていないことにある。その典型的な例が、右サイドバックのエリック・ドゥルムであり、MFのドミニク・コールしかり、またFWのゴンサロ・パシエンシアは僅かな接触で倒れるなど、まさに長谷部が指摘するメンタル面での問題は的を射た表現だといえる。
 


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