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2020年04月24日

フランクフルト、長谷部ら五人のベテラン選手の今後は?

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 果たして来シーズンのアイントラハト・フランクフルトは、著しい若返りへの転換をはかっていくことになるのだろうか?それは現在所属する、特に5人のベテラン選手たちの動向次第によることだろう。アイントラハト・フランクフルトでは今夏に、長谷部誠(36)、マルコ・ルス(34)、ジェルソン・フェルナンデス(33)、そしてヨナタン・デ・グズマンとの契約が満了となる上に、主将ダヴィド・アブラーム(33)には以前より、母国アルゼンチンへの復帰が取り沙汰されているところだ。

 彼らベテラン選手全員がチームを後にする可能性もあるだろうか?だがそれは決して高いものではないだろう。それはプレー面における損失という点からも言える。例えばアブラームについては主力CBとしてのプレーを続けているところであり、長谷部誠とフェルナンデスについても少なからず出場機会はは多いといえる。「当然ながら話し合いを行っていくし、そこで決断をくだしていくことになるよ。延長か退団かについてね」と、競技部門役員フレディ・ボビッチ氏は説明。既に何人かの選手たちとは、話し合いも行われている。

 ただ明らかな流れという点でみれば、今季はブンデス第2節でのわずかな出場時間のみにとどまっている、ヨナタン・デ・グズマンについては移籍の流れにあるということだ。トロント生まれのオランダ人MFについては、MLSへの移籍が頻繁に取り沙汰されており、だが現在はコロナ危機により渡米が行えない状況。またほぼフランクフルト一筋のキャリアを歩んできたマルコ・ルスも、アキレス腱断裂の大怪我から復活はしたが現状を見る限り困難か。ただシーズン終盤での展開次第では、まだ残留へ望みをつなぐこともできるかもしれないが。

 また全くもって不透明となっているのが、後半戦でいまだ出場機会のないジェルソン・フェルナンデスである。そもそもフェルナンデスについては、すでにスポーツマネジメントの勉強を終えており、基本的には第二の人生を歩むための土台作りはすでに完了しているところだ。その一方で模範的選手として知られる長谷部誠については、再び1年間の契約更新を結ぶであろうということに疑問の余地はない。それは長谷部誠が3−5−2システムにおけるリベロ、そして4−3−3システムにおけるボランチとして、今もなおチームの助けとなる存在である上に、日本での国際化におけるPRとしての存在感も挙げることができる。
 


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