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2020年05月23日

長谷部がフランクフルトと延長、引退後もアンバサダーへ

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 アイントラハト・フランクフルトと長谷部誠は、これからも共に取り組み続けていくことで合意へと達した。それは選手としてのみならず、現役から退いたその後にも・・・。金曜夜にフランクフルトは、36才の守備的プレイヤーと今季までとなっていた契約を、さらに1年間延長したことを発表。これにより新たな契約期間は2021年まで延長されている。

 「誠はこれまで素晴らしいキャリアを歩んできた選手であり、そして36才となった今もなお、このチームにとって重要な柱の1つとなっているところだ。彼の見事な規律、そして高いレベルでのプロフェッショナルな取り組みの賜物だよ」と、マネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は、クラブ公式にて語った。

 だが長谷部誠がフランクフルトにて重要な役割を担っていくのは、何も選手としてのみにとどまるものではない。現役を退いた後にもフランクフルトとの関係性は継続していくことになり、「来シーズンもチームと共に戦ってくれること、そしてその後もブランディングアンバサダーとなってくれることを嬉しく思っている」と、ボビッチ氏は言葉を続けている。

 日本代表として114試合に出場し、”サムライブルー”の主将としてチームを牽引した長谷部誠は2014年にニュルンベルクからフランクフルトへと移籍。それ以降、これまで201試合に出場しており、ボランチのみならずセンターバックとしても主力の一人としてプレー。2018年にはドイツ杯優勝を果たしており、その翌年にはヨーロッパリーグ準決勝進出も果たした。

 逆にニュルンベルクとの入れ替え戦の末に残留を果たした経験ももつ長谷部は、クラブ公式YouTubeにて「これまでの間で多くの成功を手にすることができました。これからもまた成功を重ねていければと思います」と、コメント。

 延長の決断については「決して難しい決断ではありませんでした。これからもプレーしていけることを嬉しく思っています。プロ18年目を迎え、あとどれくらいやれるかわかりませんが、とにかく頑張っていきます。」と述べ、老いては益々壮んな秘訣については「何も特別なことなんてありません。プロとして全力を尽くすもの。特別なことなんてありません」と返答。「難しいところはあります。例えば疲労が早まっていることなどあります。でも経験は多く蓄積されており、先読みできることは有利に働くものです。」と、言葉を続けた。
 


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