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2020年05月27日

フランクフルトのヒュッター監督「勝ち点2を失った試合」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 クラブ新記録となる34本ものシュートを放ちながらも、アイントラハト・フランクフルトがこのフライブルク戦から得られた勝ち点は、わずか1にとどまった。

 最近のブンデスリーガ5試合で得失点4:18、5連敗を喫していたフランクフルトは、いまや残留争いへと足を踏み入れるところまで落ち込みをみせた。だが火曜夜にみせた戦いぶりは、決して降格争いを演じるようなクラブの姿だったとはいえない。10分ごとにフランクフルトは決定期をつかんでおり、「我々は80分以上にわたって、素晴らしい試合を演じたと思う」と、ヒュッター監督はコメント。

 確かにこの日はシステムを3−5−2システムとし、常に相手に大きなプレッシャーをかけつづけていた。実際にそれは数字にも現れており、シュート数ではクラブ記録となる34本を放ち圧倒(フライブルクは10)。「そしてうちには7・8度の絶好機があった。そこでオフェンス陣はしっかりとクオリティを発揮しないと」と、DFシュテファン・イルザンカーはスカイに苦言を呈している。

 まさにそのツケを支払わされ、フライブルクへ不意に3−1とリードを奪われる展開となり、「自分たちが決めきれないと、それはあとで自分たちに返ってくることになる」という、ティモシー・チャンドラー。それまでの労力もそして持ち続けた精神力もフイとなる流れにも、それでも勝ち点1をもぎとることができたのは、終盤にみせた猛烈な追い上げの賜物であった。

 まずは鎌田大地のゴールで1点差へと詰め寄ると、最後は途中出場のチャンドラーがそのファーストタッチで同点弾。土壇場での同点劇を演じて見せており、「追いつけたことは本当によかった。だがこの試合で、我々は勝ち点2を失う結果になってしまった」と、ヒュッター監督は総括。「この試合は勝利をおさめなくてはいけなかった。勝ち点1はあまりに物足りない」と言葉を続け、これにはチャンドラーも同調。イルザンカーは「こんな試合、結果で満足などできない。チームには確かな闘争心がある。それでも3・4・5点を許すような試合では勝利は難しい」と言葉を続けている。
 


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