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2020年06月14日

再開から6得点のシルバ。鎌田大地にはトラップから称賛

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 週末に行われたヘルタ・ベルリン戦での前半では、0−1とリードを許し慎ましやかな戦いぶりをみせていた、アイントラハト・フランクフルト。しかしながら前半終了間際に相手DFボヤタが退場処分となり、「ハーフタイム」では、僕たちは試合に負けるような感覚はないと口にしていた」と、守護神ケヴィン・トラップはスカイにコメント。「この調子でいこうと。そうすればゴールはついてくると思ったよ」と、語っている。

 そして後半からヒュッター監督はオフェンス面にて変更を加えており、MFのルーカス・トロの代わりにアンドレ・シルバを投入。これが見事功を奏し、まず51分に同点弾をアシストしたのを皮切りに、62分には自ら逆転弾、さらに86分にこの日2得点目となるゴールを決め、この日の勝利に花を添えるなど、4−1での逆転勝利に大きく貢献した。ちなみにシルバはリーグ戦再開から、ここまで6得点をマークしており、文字通りブンデスリーガにおいて最も危険な選手となっている。 「投入された選手は、本当に良い仕事をしてくれていると、言わざるを得ないね。彼らは勝利のために全力を尽くしてくれた」と、トラップは途中出場の全ての選手たちに対して称賛。

 そしてさらにそのシルバの逆転弾を、圧倒的な個人技で御膳立てした鎌田大地について「ドリブルを仕掛けていく、そのクオリティを彼は持っていて、違いを生み出すことができる、特別な何かを持った選手なんだ」と賛辞を贈った。「あの場面は、まさに僕たちの自信の現れだと思うよ」またアディ・ヒュッター監督は、「彼はスラロームの選手のような動きをみせていたね。もしも彼の風貌が日本人で無ければ、私はきっとオーストリア人で、おそらくはスキーの上手い選手なのだろうと思ったことだろう」と、オーストリア人指揮官は独特の言い回しで評した。


そしてこれから残り3試合、シャルケ、ケルン、そしてパダーボルン戦を迎えるにあたり、勝ち点差5にあるEL出場圏内、TSGホッフェンハイムを捉えることも可能だと考えているのだろうか?「我々としては、その3試合すべてで勝利をおさめなくてはならないだろうし、(8位のフライブルク含め)相手次第という部分もある。ただ7位の可能性について問われるならば、とにかく全ての勝ち点を得なくてはならないだろうね」と、ヒュッター監督。トラップも「自分たちの仕事をまずこなすこと。どの試合でも勝利したいと思うし、今日のような戦いならその可能性もあるだろう。最終的な結果は見てみるしかない。他クラブが勝ち点をとりこぼさなくてはならないのだ。ただ出場権獲得になればセンセーショナルだよね」と語った。
 


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