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2020年06月19日

ヨヴィッチ、ハーラーより良い出だしの、アンドレ・シルバ

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 ブンデスリーガが再開して以降、アイントラハト・フランクフルトに所属するアンドレ・シルバにとっては、ほぼ自ら思い描いた理想的展開の最中にあると言えるだろう。それ以降ではブンデスリーガにおいて最も多い頻度でゴールネットを揺らしてきたボルトガル人FWは、前任者のルカ・ヨヴィッチやセバスチャン・ハーラーらが記録した初年度でのゴール数をも上回る活躍を見せている。

 ただそんなシルバが陰に隠れる日々を過ごしてたのは、さほど昔の話でもない。10月中旬から1月末にかけて24才の点取屋は、むしろ自身にとって最悪とも言える時間を過ごしていた。以前から問題を抱えていたアキレス腱の影響も受け、途中出場やベンチから試合を見守る日々が続き、逆に2年間のレンタルで交換となったアンテ・ヨヴィッチと同様にうまく事は運ばなかった。

 しかし2月にはいってからというもの、シルバは短期間のうちにFWの1番手にまで躍り出てきており、今やチームにとって欠かせない存在にまで飛躍。そしてリーグ戦再開からは7得点と量産体制に入っており、これはブンデスリーガ最多得点数でもある。「アンドレはここ数週間、本当にとても多くの取組みをみせてきてくれた。もしこのレベルと維持してくれれば嬉しいね」と、シャルケ戦後にヒュッター監督はコメント。

 なお加入初年度という点でみればハーラーの9得点(ドイツ杯4得点)、ヨヴィッチの8得点(ドイツ杯1得点)を上回る、リーグ戦11得点(ドイツ杯2得点)を記録しているところであり、まだリーグ戦は2試合残されているところ。これらの活躍を受け、これまで34試合に出場し15得点をマークしてきたポルトガル代表についても、今後の展開が楽しみだ。
 


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