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2020年07月09日

ボビッチ氏、コロナ危機が与える夏の移籍市場の影響について予想

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 コロナ危機を考慮して、今シーズンの移籍市場は通常の8月末日ではなく、10月5日まで開かれることになる。kickerとのインタビューに応じた、アイントラハト・フランクフルトにて競技部門代表を務める、フレディ・ボビッチ氏はこのことについて「多くの変化が起こることだろう」と予想しているところだ。「通常であれば、移籍市場が閉幕するまでに、少なくともリーグ戦4・5試合が経過していることだろう」

 つまりは、各クラブとしてはシーズンの出だしを見極めて行きながら、弱点を補強していくという戦略も選択肢として図っていけるということであり、「興味深い市場となることだろう」と見ているものの、それと同時に「ただそうはいっても、誰も経験したことのない状況でもある。それぞれがしっかりと戦略を立てて臨まないとね」とも強調している。「予想がつかないことは、数多くあるよ」

 その代表的なものこそ、ここまで上昇の一途を辿ってきた移籍金であり、「金額は少し落ち着いてはくるだろうね」と、ボビッチ氏。「ただ、トップレベルの選手の獲得については別だがね」加えて、今回の移籍期間では大幅なチームの入れ替えもあまり見込めず、「ケースバイケースで、取り組んでいかなくてはならないだろう」とコメント。どのクラブも経済的な観点から「そう簡単にはいかないはずだ」と語った。

 また何よりこの夏の移籍市場においては、契約を満了したフリーとなった選手たちに大きな影響を及ぼすことになるだろう。「市場で数多くの選手が溢れ返ることになるだろうね」と予想するボビッチ氏は、クラブがチームづくりを長期的に行うことにより「これらの選手たちにとっては、それだけ新天地を見出すことが困難になってくる」と、言葉を続けている。
 


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