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2020年08月21日

ヒュッター監督、鎌田大地に「飛躍のため」の延長を助言

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 デヤン・ヨヴェリッチは金曜午前の練習でも、この日に同じくレンタルから戻り新天地を模索するジモン・ファレットと共に、別グループに分かれてトレーニングを行っていた。

 PSVとのテストマッチを前日に控え行われたプレスカンファレンスにて、アディ・ヒュッター監督は「デヤンは点取屋であり、ここでの残留を希望している。しかし彼の成長のため、若選手にはプレーする必要がある」とコメント。

 「出場機会を得て得点を決め自信を蓄積できるクラブ」を求めているところであり、「そうして別の選手のように戻ってきてくれるだろう。最も良い例が鎌田大地だ。」と言葉を続けた。

 鎌田大地がベルギー1部シントトロイデンでの武者修行を経て、復帰した昨季では不安定さはあったものの主力選手の一人にまで飛躍を果たした一方、ヨヴェリッチはアンデルレヒトで5試合に出場にとどまっており「コロナ危機により計画が狂わされたところもある」と、指揮官は指摘している。

 ただその一方でその鎌田大地については、当初は2021年まで残されている契約延長に向けて、マネージャーを務めるボビッチ氏は7月中の成立を目指していたものの、8月終わりを迎えようという今になっても朗報は届いておらず、逆に延長とならなければフランクフルトとしては、今夏に売却へ変更しなくてはならない。

 ヒュッター監督は「大地は素晴らしい、興味深い選手だ。彼は我々が1年前にチームに留めたその理由を実証して見せている」と評価。「彼の残留に向けて全力を尽くすよ。それこそ私が彼に助言したいことだ。それでさらなる成長に繋がる」と明かしており、つまり今の鎌田としてはまずは安定化、そして更に上のパフォーマンスを発揮できるようを目指していくべきであり、「それができれば、彼の進む道を塞ぐものなどないだろう」と述べている。
 


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