2020年09月09日
ブンデス現役最年長、「ハングリー」な長谷部誠
長谷部誠、36歳となって迎える今シーズンは、もしかすると自身にとって最後のシーズンとなるかもしれない。同年代の元プロサッカー選手たちの多くが、お腹を膨張させていく中で、日本代表元主将は常に高いレベルでプレーし続けているところだ。どうやってそれを成し遂げているのか?そしてあとどれくらい、長谷部はこのまま続けていきたいと考えているのか?
ドイツの代表的な辞書DUDENに「プロの模範」という項目が存在するならば、そこには「これまでの人生のうち、そのほとんどをサッカーのために費やしてきた」、長谷部誠の名前が刻まれているべきだろう。そしてその発言は、決して大袈裟な表現ではない。健康的な日本食をたしなみ、ほぼ毎晩湯船につかり、自身の体に耳を傾け、常に大切にケアし続けてきた。
以前よりも回復に時間がかかるようになった、そう36歳の体は答えるようになったという。だが最高レベルのサッカーをしていきたい、その気持ちが尽きることのない長谷部は、「精神面」について強調。「ハングリーさを持ち続けるということ。逆に満足感を覚えてしまうなら、そこまでにした方が良い」との考えを示している。たとえ「これが最後のシーズンとなる可能性があるとわかっていても」。
来年1月で37才の誕生日を迎える長谷部ではあるが、しかしながら代表からの引退も功を奏して、過去2シーズンで公式戦105試合中83試合でプレー。しかもそのほとんどが先発出場というものだ。確かに昨季のプレー自体を見た時、以前のレベルには及ばないところも見受けられるが、それでも「僕の強みは、もちろん経験にあります。目でみてプレーをすること、そして相手よりも半歩早く動けなくてはいけないんです」と説明。チームからの評価も高い。
とりわけこの特徴は、3バックの時にはリベロとして、4バックの時にはそこのボランチとして最も発揮されており、特にビルドアップの際に非常に高い価値を発揮してくれる存在。またアディ・ヒュッター監督がこの夏の準備期間において、3バックを一貫して採用し続けていることからも、長谷部がこのままレギュラーを確保した状態でシーズンに臨む可能性は非常に高いと言えるだろう。仮にヒンターエッガーを3バックの中央に配置してヌディカを左側に配置するパターンを採用しない限り。
一方では当然のことながら、長谷部は現役引退後のことも考えている。7月からアイントラハト・フランクフルトとはブランドアンバサダー契約を締結しており、さらに来月からコーチライセンス取得に向けてオンライン学習も視野に入れているとのこと。つまり長谷部は現役引退後も、「僕たちは家族として、長期間ここドイツに滞在できればと思っている」。ドイツの国際性や、人々の開放性を高く評価する長谷部は、日本も「どちらの国のことも、とても気に入っていますよ」とコメント。これまでヴォルフスブルク、ニュルンベルク、そしてフランクフルトと、13年間過ごしてきたここドイツは、いまや長谷部にとって第二の故郷となっている。
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