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2020年09月14日

レビッチ、シルバ交換トレードの舞台裏とは?

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 先日、ほぼ同時に発表されたアンテ・レビッチのACミランへの完全移籍と、アンドレ・シルバのアイントラハト・フランクフルトへの完全移籍。フランクフルトのフレディ・ボビッチ競技部門代表は、特に金額について話をすることを望まなかったが、ただそれでも両者が表裏の関係で今回の契約を成立させたことは明らかだ。

 フランクフルトとACミランは2019年夏、2年間のレンタルという形で移籍に合意しており、その際には買取オプションは含まれていなかった。だが両選手ともに期待に応える活躍を見せた事で、両クラブともに前倒しで完全移籍での獲得を望む展開に。「双方とも厳しい経済状況の中で、時間をかけて解決策を模索してきた」とボビッチ氏は振り返り、「非常に複雑なストーリーでね」と言葉をつづけている。「なんとか両クラブの希望通りに実現へとこぎつけた。」

 そのストーリーには第3のクラブ、フィオレンティーナの存在がある。2年間のレンタル移籍を経て、200万ユーロという格安の買取オプションの恩恵を受けたフランクフルトではあったが、しかしながら次回移籍の際の移籍金50%がフィオレンティーナ側へと渡ることに。そのため両クラブはこのトレードという中でその支出を抑えるため、出来る限り少ない金額を支払うことで合意したことはおそらく確かで、イタリアではそれは成果に応じたボーナス程度に留められるとも。そのため場合によっては無償をいう可能性もあるようだ。ただこの話はあくまで、憶測の域を出ていない。
 


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