2021年02月28日
フランクフルト、頼れるコスティッチとヒンターエッガーがアキレス腱に
連続無敗記録が11でストップした土曜日のヴェルダー・ブレーメン戦では、アイントラハト・フランクフルトは特に左サイド、フィリプ・コスティッチと3バックの左側でプレーしたマルティン・ヒンターエッガーの間のスペースを、一貫して突かれる試合展開をみせることにもなった。
これは昨年8月6日に行われたヨーロッパリーグFCバーゼル戦にて、セカンドレグで敗退を喫した試合を同じ試合展開であり、バーゼルの右SBヴィドマーは、コスティッチの背後のスペースを幾度となく襲いかかっており、同様に昨季の前半戦でもその脆弱性を露呈したことから、一時は4バックへの修正で対応を試みたという背景がある。
とりわけ3バックにおいてウィングの選手には、攻守に渡り妥協を決して許さないプレーがつねんに求められることになり、逆にいえばウィングの選手だけではバランスを取り続けることは困難。それでもコスティッチはそのメンタリティとスプリント力を活かし、常に素晴らしいパフォーマンスをみせてはきていたが、ただブレーメン戦ではヒンターエッガーも精彩を欠いたところがあり、本来頼れる二人の側がこの試合では、むしろアキレス腱と化してしまったのだ。
ただそうはいえ、恐らく次節のVfBシュトゥットガルト戦から4バックを採用する、ということはないだろう。選手たちは3バックの中で非常に気持ちよくプレーしているところであり、3バックの左側には出場停止明けとなるヌディカが復帰。ただそれでもシュトゥットガルトは非常に素早いカウンターを繰り出すことで知られており、その中でマタラッツォ監督が左サイドを狙ってくる可能性はある。そのためフランクフルトとしてはこの試合からの教訓を活かし、全神経を集中させてピッチ上でのケアとコンパクトさ、アグレッシブさを取り戻していかなくてはならない。
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