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2021年03月06日

フランクフルトの競技部門改革:ベン・マンガ氏が新設された役職へ

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 今季いっぱいでフレディ・ボビッチ競技部門取締役が退任することが発表された、アイントラはと・フランクフルト。特に契約満了に伴いブルーノ・ヒュブナーSDもチームを後にすることからも、競技部門における首脳陣の大幅改革が実施されることになる。

 そこでこれまでチーフスカウトや、チームプランナーを担当していたベン・マンガ氏が、2026年までフランクフルトとの契約を延長すると共に、さらに将来的にはトップチームのディレクター、そしてチーム作りのマネジメントも行っていくことが明らかとなった。つまりフランクフルトはシーズン終了後、新たに役職を設け、そこにマンガ氏が就任することになる。

 2016年からフランクフルトに従事するマンガ氏は、「ここ数年の間、フランクフルトで多くのことをしてきたし、築き上げることができた」と述べ、「これからもこのクラブにまだまだ伸びしろがあると感じているし、フランクフルトファミリーの一員であり続けることができて非常に嬉しく思っている」とコメント。

 「私はアイントラハトが掲げる哲学に心酔している。新たにProfiCampを設立することで、日々の仕事にもトップレベルで行うことが可能となっていく。それは私にとっての成長の節目であり、フランクフルトとの契約延長の大きな理由にもなった。また責任者の方々と素晴らしい話し合いができたこと、私のために熱心に取り組んでくれたことで、ここ数年で大きくなっていった信頼関係を再確認することにもなった。フランクフルトは安定した、有能な組織を有しており、これが今後の成功のための重要な前提条件になるものと確信している」と語っている。

 一方でフレディ・ボビッチ氏は、「ベンはアイントラハトの成功と発展に、大きく寄与してきた人物だ。彼の才能と洞察力は卓越したものがあり、新体制の中でさらに飛躍を遂げていくことだろう。特にベン・マンガは、トップクラブから熱烈な勧誘を受けており、今回の契約延長の合意は、未来に向けて非常に力強いシグナルを意味するはずだ」と述べた。

スピッヒャーSDはヤングボーイズ残留を宣言

 その一方でヤングボーイズ・ベルンのクリストフ・スピッヒャーSDは、アイントラハト・フランクフルトへの就任を否定した。2018年には現フランクフルトのヒュッター監督と共に、同クラブにて32年ぶりの優勝を達成した同氏。さらに2005年から2010年にかけて、アイントラハトにて主将を務めていた元左SB。

 だが「私の噂にヤングボーイズも注目しているが、通常通り噂にはコメントしない」と前置きしつつも、「近年の成功は日々の中の様々な価値観に基づいて成し遂げてきたもの。特にクラブへの忠誠心は非常に重要なものであり、その模範に私自身がなっていくことが重要だ」と述べ、「だから来季もヤングボーイズのSDを務めることを表明する。私にとって大切なことは、チームに不安を広げていかないようにすること。特に今は重要な局面に入っているのでね」と語った。
 


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