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2021年03月31日

大一番でCBに不安、フランクフルトのハーランド対策は?

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 チャンピオンズリーグ出場権をかけた大一番、5位のボルシア・ドルトムント戦を代表戦明けに迎える、4位アイントラハト・フランクフルト。勝利すれば残り7試合で勝ち点差7、逆に敗れればEL出場圏内に勝ち点差1に迫られる重要な局面を前に、特にフランクフルトでは守備陣へのプレッシャーが増しているところ。

 それは前半戦の対決では負傷のため不在となっていたエルリング・ハーランドの存在によるところであり、また逆にそれに対峙することが期待されるマルティン・ヒンターエッガーが、筋膜の損傷のために出場の可能性が危惧されているため。加えて長谷部誠は出場停止にあることから、おそらくはシュテファン・イルザンカーが戦いの舞台へと上がることになるだろう。

 だがイルザンカーの中にも好材料は見て取れる。例えば最近3試合連続してCBとして仏上司、そのうちドルトムントと同様に強豪ライプツィヒを相手にした時は、その3バックの中心として先発。闘争心溢れるパフォーマンスで、この日のマン・オブ・ザ・マッチにも輝く奮闘ぶりをみせており、ヒュブナーSDも「ここ数試合、本当によくやってくれているし、我々も大きな信頼を寄せている」とコメント。

 ただ個人によるパフォーマンスも確かに重要ではあるが、マルコ・ロイスらをはじめとするドルトムントが誇る強力オフェンス陣を相手にしては、いかにチーム全体として集団で存在感を発揮できるかが決め手となってくる。「非常にコンパクトに構えていかなくてはならないよ」とヒュブナー氏。先日のウニオン・ベルリン戦では5−2で勝利をおさめたとはいえ、数多くの得点チャンスを相手に許す戦いぶりも露呈してしまった。もしそれを繰り返すようなことがあれば、相手がドルトムントであれば全く異なる結果を迎えることは、火を見るよりも明らかなことだ。
 


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