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2021年04月17日

ラングニック氏、フランクフルトとも後味の悪い終焉

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 確かにアイントラハト・フランクフルトにとってラルフ・ラングニック氏は、そこまでの候補者という訳ではなかった。ただ来季の競技部門取締役のポストと、監督のポストが空位となっている状況の中で、ラルフ・ラングニック氏を全く気にかけないとするならば、それはむしろ不思議な話だともいえるだろう。
 
 そのためフランクフルトは水曜日に、元ライプツィヒの指揮官と「非公式な意見交換」を行っており、その2日後となった金曜日にはフィリップ・ホルツァー相談役会会長がその事実を認めた。そしてその話し合いの過程に置いて、「波長がうまく合わない」と率直に感じたという。

 ホッフェンハイムやライプツィヒなど新興勢力で監督兼SDとして発展に導いた同氏とは、「アイントラハト・フランクフルトのような伝統的なクラブにおける方向性、発展性という点において、双方が異なる見解をもっていると即座に感じたよ」とコメント。そのことは意見交換の翌日には、既にラングニック氏へと伝えられている。

 確かにここまでは、全くもって問題ではなかった。

 だがその直後にクラブとラングニック氏が話し合ったとされる、チーム編成に関する内容がメディアにて報道。これがホルツァー相談役会会長の怒りを買った。特にこの責任が、ラングニック氏自身にあると明確にしている。「あれから意図的にメディアへ会話の内容が流され、しかもその内容が誤った内容で伝えられたことに苛立ちを覚えるよ」

 中でもホルツァー相談役会会長が指摘する誤った情報とは、チームの得点王アンドレ・シルバに契約に例外条項が付随しているという話題であり、「これは事実と一致するものではない」と明言。

 その前にはFCシャルケ04との交渉を行い一方的に打ち切られたことにシャルケサイドも驚きをみせていたが、ラングニック氏はこの短期間のうちにブンデスの2クラブへ不満を抱かせる結果となってしまったようだ。
 


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