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2021年05月03日

CL初出場の夢まであと3つ、フランクフルトの課題は「精神面」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 クラブ史上初となる悲願のチャンピオンズリーグ出場に向けて、アイントラハト・フランクフルトはこれから最後のリーグ戦3試合、マインツ、シャルケ、そしてフライブルクとの戦いへと臨むことになる。下馬評的にはいずれも優位な立場で臨むことになり、出場権獲得はまさに自分たち次第とも言えそうだが、ただこの壁を克服するためのポイントは「頭の中にある」と、ブルーノ・ヒュブナーSDは指摘する。
 
 「我々は今シーズン、これまで素晴らしい成果をあげてきた」と胸を張る同氏は、「ただ確かに失われてきた軽快さ、という部分については取り戻していかなくてはならない」と強調。実際に先日のレヴァークーゼン戦での敗戦後に、守備の要ヒンターエッガーは「数週間前にはまるでCL出場は確実という雰囲気で、今は逆にそれが得られないという雰囲気になっている。こういった思いに残りの3試合ではよりうまく対処していかないと」と述べていた。

 そしてアディ・ヒュッター監督も「このことを選手たちと話している」ところであり、「失うものがあれば、あれこれ考え始めてしまうのはしょうがないこと。しかしこれまで我々は、良い意味でのサプライズを素晴らしいパフォーマンスで演じてきたのだ。それをまたこれからの試合でみせていかないと」とコメント。当然「軽快さを取り戻すことは一朝一夕ではいかない」ことも分かっているが、それでも指揮官はチームミーティングで多くの良いシーン、統計データを選手にみせるなどして、マインドセットをはかっているという。

 一方で来季のグラードバッハ就任から、ヒュッター監督の吸引力が失われたとは考えておらず、それは「コヴァチ監督の時にも、ドイツ杯決勝の指揮をとるべきではないという声があったが、実際にはタイトル獲得に100%集中しており、アディも同様に集中して、野心的に取り組んでいるところだよ」と不安視していないことを明かしている。「常に私は見ているし、選手にしっかりと届いていることを知っている。コミュニケーションは非常にうまくいっているよ」
 


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