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2021年07月07日

グラスナー監督、鎌田大地の構想内を強調。長谷部誠にはその姿勢に感銘

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 7月5日にアイントラハト・フランクフルは、オリヴァー・グラスナー新監督の就任会見を行った。その中で地元メディア『ヘッセンシャウ』は、早々に移籍が発表されたアンドレ・シルバとその穴埋め、さらに2人の日本人選手への発言などについても伝えている。

 まず昨季にブンデス2位となる28得点をマークしていたシルバの移籍については、「以前から彼の移籍希望は明らかだったしね、我々は準備はしていたよ」と慌てる様子もみせずにコメント。間も無くしてフランクフルトは、コロンビア代表FWラファエル・ボレを獲得しており、レンタル先のオーストリア1部で17得点をマークしたデヤン・ヨヴェリッチや、シャルケにレンタルしていたゴンサロ・パシエンシアも復帰した。

 さらに移籍初年度では負傷に泣かされたラグナー・アッへについて、グラスナー監督は2度も名前を挙げて賛辞を送るなど、その期待の高さを伺わせており「ラグナーは深い位置へと仕掛けていくタイプの選手だ」とコメント。まさにそれこそがグラスナー監督が、「複数の選手でシルバの穴埋めを行なっていく」ために講じる策であり、アミン・ユネスや鎌田大地から供給されるパスを活かせる選手を模索しているところだ。

 このようにそのオフェンスのプランを語る際に、グラスナー監督が移籍の可能性を指摘される前述の鎌田大地、そしてそのクロスへの期待感を示したフィリプ・コスティッチを構想に加えている点を、同紙は特に目についたとしており、このことについて新指揮官は「我々の目標としては、このチームを維持していくことにある。ただ何も保証できるようなものはないがね」と説明。

 一方で守備面に関しては、イヴァン・ヌディカに対する高い評価を示し「サイズ、スピード、対人戦での能力をもった選手。彼のセットアップはCBとして最高レベルのものだ」と称賛。もう1人の守備的選手、こちらは38歳と大ベテランの長谷部誠については、グラスナー監督は「38歳の選手がゴールを運ぶ姿を目にすることに、何ら悪いことなどない。その素晴らしい内面性の表れだ」と、その姿勢にも改めて感銘を受けていた。
 


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