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2022年05月06日

EL決勝進出のフランクフルト、グラスナー監督「卓越したチーム」を称賛。

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 確かに木曜夜にアイントラハト・フランクフルトがみせた戦いぶりは、そこに訪れたフランクフルトの大観衆を魅了するほどのものではなかったかもしれない。だが主将セバスチャン・ローデは「ファンと共に再び、セビージャに行けることは、とにかく大きな喜び。」とTV局RTLとのインタビューにて強調。16強ではベティス・セビージャを、さらに準々決勝ではFCバルセロナを下しての、今回スペインで開催される決勝進出へ喜びをみせた。

 だがその最終ステップで待ち構えるのは、ドルトムントやライプツィヒを下してきた、グラスゴー・レンジャーズ。そしてアイントラハト・フランクフルトは今回のウェストハム・ユナイテッドとの2戦目において、相手に早々退場選手が出るも、楽な戦いどころか苦しい場面も見受けられることに。それでもグラスナー監督は「今日チームが果たしてくれたこと」を称賛。「君たちが最高の選手かはわからないし、私たちが最高の指導者かはわからない。だがチームとしては卓越していた」と言葉を続けている。


 なお試合当日にはフランクフルト市警察は厳戒態勢の中で臨み、開始前で30人の逮捕者を出す事態にまで発展。特にフランクフルトのシュルストラッセ地区で、「暴力をふるうホームファン」によるアウェイファンのグループへの攻撃で、イングランドからのサポーター2人が意識を失い病院へと搬送された。さらに試合が近づくと両陣営が衝突する騒ぎが増え、タウベン通りにある「パブの在庫がバットで破損させられた。バーの従業員が軽傷を負った」とのこと。


 さらにスタジアムでも開始前後は火器類が使用され、アウェイファンの挑発行為に警察が目を光らせており、試合後にはファンたちがピッチへと殺到。ただグラスナー監督によれば「何もなかった。ただハグし、喜んでいただけ」という。それから「ビバ・エスパーニャ」の音とともにスタジアムを一周し、チャントを口ずさみながらフランクフルトの大勢のファンたちはヴァルトシュタディオンを後にしていったのだが、ただそれでも12時はすでに交通規制も解除されるなど、この日は平和的な夜を迎えている。
 


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