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2018年10月22日

大敗のデュッセルドルフ、宇佐美ら出場しなかった選手たちには「大きなチャンス」

Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
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 いかに経験豊富なデュッセルドルフのフリードヘルム・フンケル監督をしても、7失点を許しての大敗は未知の経験だった。特に今回の代表戦期間に関しては、試合前に指揮官は「これ以上ないほどに」充実感を口にしていたのだから、この結果はなおさら身にしみていることだろう。

 今シーズン昇格組として臨み、ついには最下位にまで転落したフォルトゥナ・デュッセルドルフだが、決して見劣りする戦いぶりを露呈し続けているというわけではない。例えばシュトゥットガルト戦(0−0)や、強豪ライプツィヒ戦(1−1)では、非常にコンパクトに構え一丸となり、勝ち点を手にしていたのだ。だが金曜日の試合でそれが見られることはなかった。

 日曜日には選手たちは集中的にビデオ分析を行い、この日に露呈してしまったミスの分析を行なった。そこからの奮起を促すフンケル監督はすでに、次戦のヴォルフスブルク戦に向けて、選手の入れ替えを行う可能性を指摘している。「今回見せてしまったパフォーマンスは、逆にいえばこの日出場していなかった選手たちに、大きなチャンスを与えるものだよ。フランクフルト戦ではほぼ全員が、次の試合に出場できる何かを残したわけではなかった」


 現在に似たような状況は、デュッセルドルフはブンデス2部時代にも経験したことがあった。それはドイツ杯2回戦にて同じ2部だったハノーファーと対戦した際、デュッセルドルフは1−6と大敗を喫したものの、その3日後に行われたウニオン・ベルリン戦では1−0と結果を出して見せた。その際には先発メンバーを4人入れ替えを行なっている。その当時を身を以て知るカーン・アイハンは「今は、僕たちは自分たちが良いチームであることを示し、そしてヴォルフスブルク戦でその答えをみせなくてはならないんだ。」と意気込みをみせた。

 また開幕から勝ち点を順調に重ねていたとしても、決してデュッセルドルフにとってはそれは良い記憶としては残ってはいないことだろう。最近2度ブンデス1部に昇格した際、1996/97シーズンでデュッセルドルフは、現時点で勝ち点13を獲得するも2部降格。また2012/13シーズンでも二桁の10を稼ぎ、前半戦では21にまでのせて、自動降格圏内まで勝ち点差9としていたものの、それでも1部残留にまでは寸手のところで手が届いていない。
 


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