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2019年05月16日

ブンデスリーガで再び消えてしまった、宇佐美貴史

Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
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 フォルトゥナ・デュッセルドルフがブンデスリーガ1部復帰を果たした昨シーズン、FCアウグスブルクから期限付きで加入していた宇佐美貴史は、特に後半戦に同国出身の原口元気の加入以降から活躍を披露し、ブンデスリーガ2部優勝へと貢献。そして昨夏にデュッセルドルフは粘り強い交渉の末に、ようやく再レンタルにこぎつけることに成功したのだが。

 しかしながら後半戦の当初こそ先発に名をつらていたが、いまはその名前も聞かれなくなってきており、ブンデスリーガへと戻ってきた宇佐美貴史が特に輝きを解き放ったのは、前半戦でのヘルタ・ベルリン戦でみせた、見事な左足から放たれたゴールシーンだろう。

 10代でバイエルン・ミュンヘンへと渡った、日本代表MFがもつその卓越したシュートテクニックは、本来はもっと多く目にすることを期待されていたのだが、デュッセルドルフでも再び役割を失う結果に。
 
 フンケル監督は、「彼にとっては厳しい状況だろう。定位置争いが激しさを増しているからね」と、フリードヘルム・フンケル監督はコメント。ただ以前に指揮官は、宇佐美の練習へ打ち込む姿勢に対して苦言を呈しており、オフェンス陣に負傷離脱者が続いたときも状況が好転することはなかった。

 前半戦ではワールドカップや移籍交渉などの影響で出遅れていた宇佐美は、ブンデス第5節から第19節まで1試合をのぞき全試合に出場。しかしながら後半戦開始2試合で精彩を欠いて以降は先発出場機会はなく、第23節からこれまで5試合で終盤から出場。第29節を最後に、これまで欠場が続いている。

 2011年にバイエルンへと渡り、その翌年にはTSGホッフェンハイムへとレンタル移籍した宇佐美貴史は、そこでリーグ戦20試合に出場して2得点2アシストをマークするも、最後の10試合ではわずか1試合の途中出場。

 それから3年間はガンバ大阪でプレーし、2016年にアウグスブルクへの移籍でブンデス復帰を果たしたのが思うような出場機会を得られずに当時2部デュッセルドルフへと移籍。だが共に1部復帰を果たしたここデュッセルドルフでも、宇佐美は再びその存在を決してしまう結果となってしまった。
 


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