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2019年07月19日

チームメイトの沈黙がうんだ、ルケバキオのバイエルン戦3得点

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 地元紙ライニッシェン・ポストに対して、フォルトゥナ・デュッセルドルフのフリードヘルム・フンケル監督と、主将のオリヴァー・フィンクは、昇格組ながら1部残留を果たした昨シーズンの中でも、特に印象深かったドディ・ルケバキオによる、バイエルン相手のハットトリックについて言及。実は欠場の危機にあった同選手を、チームメイトたちが擁護していたことを明かした。

 王者を相手に3度もゴールネットを揺らした、あの華々しい日を前に行われた最終調整にて、同選手は遅刻をしており「僕たち全員が、もし監督がこのことを知ったら、彼をメンバーから外すだろうとわかっていた。でもそれと同時に、バイエルン戦では彼が必要だともわかっていたんだ」と、フィンクは当時についてコメント。「だから僕たちは秘密のままにしておくことにしたんだよ」と、沈黙を貫いた理由について説明している。


 このことについてフンケル監督も、「選手たちが擁護した。おそらく私なら彼をプレーさせない判断を下していたことだろうね。でも彼らの決断は正しかったと思うよ。3−3という結果を手にしたのだから。これはチームへの評価にもつながるものだ。チームメイトを擁護した姿勢というのは素晴らしいものがあると思う」との考えを示した。

 しかしながらレンタル期間が終了してしまった、ルケバキオの姿はもうデュッセルドルフで見ることはできない。代わりに今季では3人のガーナ人FWオポク・アンポマーとベルナルド・テクペテイ、さらに「ガーナでもっとも大きな才能の1人」とプファンネンシュティール氏が評価する、ケルヴィン・オフォリが控えているところだ。


 また一方でGKでは今夏、マンCよりザック・ステッフェンをレンタルで獲得。「ここで先発の座を確保したい。そのために日々アピールしないと」と語った同選手は、同じ米国代表「プリシッチから話を聞いた」ことも明かし、4年前にはフライブルクでプレーした経験をもつものの、「あの頃は若かったし家族が恋しかった」と吐露。これまでプレーしたMLSより「高いレベルのブンデス」で、「アピールして先発GKとなり、そして1年を過ごしてマンCでの定位置争いに加われたらと思う」と意気込みをみせた。  


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