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2020年08月12日

デュッセルドルフで熱い夏を迎えた若武者、アペルカンプ真大

Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセドルフ
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 容易に気温30度を越える猛暑日が続く今年のドイツの夏は、19才の若武者アペルカンプ真大にとっても堪えるものだろう。フォルトゥナ・デュッセルドルフの地元紙エクスプレスに対して、同選手は「かなりタフですね。かなりの量もこなしていますし、それをハードに取り組んでいます。最低でも5リットルは水を摂取する必要がありますよ」と、コメント。「ランニングは決してそんなに楽しいものではないですが、でもそれ以外のことについてはとても楽しんで取り組めています」と言葉を続けた。「普段であれば散歩に出るのが好きなんですけど、今はソファーに座ってプレステで遊んだりしてますね」

 ドイツ人の父と日本人の母をもつ期待の19才MFは、新型コロナウィルスの影響による中断以降、トップチームの練習へと定期的に参加しており、ブンデスリーガのピッチにこそ立てていないが3試合でベンチ入りも果たしている。そして現地で高卒資格も取得した今、「これからはサッカーに完全に集中していけますよ」とコメント。「個人的な目標としては、できるだけ多くの試合に出場したい。アピールして、セカンドチームで出場しないようにしていきたいですね」と、意気込みをみせた。「そのために、僕は全力をつくしていきます」

 だがその道のりは決して容易なものではない。デュッセルドルフのMFでは確かに、トルコ代表ケナン・カラマンやナナ・アンポマーらが移籍の流れにあるとはいえ、それでも経験豊富なボジェク、ソボットカ、モラレスはじめ、先日にはピオトロフスキ(22)も加入。「もちろん定位置争いは激しいですが、プレッシャーは特にないです。どの練習でも引き続き尽くしていきたいですし、まだまだ吸収できる。そのあたりを活かしていきたい。僕自身、インテリジェンスなタイプで、正確なパス回しもできます」と闘志を燃やしている。一方でレスラー監督は、そんなアペルカンプについて、「真大は非常に興味深い選手であり、サポートにしっかりと耳を傾け、それを受け入れている」と評価しており、「この準備期間中に、アピールのチャンスを得る事になるよ」とも明言。どうやらこの夏はまさに文字通り、アペルカンプにとって熱い夏となりそうだ。
 


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