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2020年10月14日

香川真司獲得を見送ったデュッセルドルフ、高まるアペルカンプへの期待

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 今夏の移籍市場が先週月曜日に閉幕してもなお、ブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフがこと中盤に関して、現在フリーとなっている選手たちへと目を向けていたことは周知の事実だった。そこで有力視されていたのが、昨季まで在籍していたケヴィン・シュテーガー。しかしながらドイツの大衆紙ビルトに対して「実現できなかった」と、クラウス・アロフス取締役が明かしたように、1.FSVマインツへの移籍が発表されている。

 だが同紙に対してアロフス氏は、香川真司に対しても関心を抱いていたことを明らかにした。数週間前にスペイン2部レアル・サラゴサとの契約が解消されたことを受けて、かつてボルシア・ドルトムントでブンデス、ドイツ杯を共に2度制した31が「見せてきたスキルに疑問の余地はない」とアロフス氏は評価。だが決め手となったのは、「ブンデス2部での戦いにおいて、彼は本当にマッチした選手だと言えるのだろうか?トータルパッケージで見て、どうだろうか?そこで我々が導き出した答えは、ノーだったよ」と言葉を続けた。

 そしてアロフス氏は、今冬に移籍市場が再び開かれるまで、これ以上の補強を行っていかない考えを示しており、「シュテーガー獲得が実現しなかったし、そのほかの候補者たちでも納得できなかったということもあるからね」と説明。その一方でそのデュッセルドルフの中盤では、間も無く20才の誕生日を迎えるアペルカンプ真大が今季よりトップチームに定着。第2節では重要な局面でデビューを果たすと、続く第3節では初先発。さらに先日のグラードバッハとのテストマッチでは好パフォーマンスをみせるなど、デュッセルドルフに一筋の光明を照らす存在となっている。
 


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