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2020年11月04日

デュッセルドルフ、思い切った守備陣起用が勝因に

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 週末の試合においてブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのウーヴェ・レスラー監督は、特に守備陣の選手起用において思い切った判断を下すことになったのだが、最終的にはそれが功を奏する形で快勝へとつながった。

 とりわけこの試合で「マン・オブ・ザ・マッチは彼だよ。素晴らしいパフォーマンスだった」と称賛を受けたのが、マルセル・ソボットカである。本来はボランチを主戦場とし、かつ右利きでもある同選手なのだが、ハルトヘルツとクートリスの負傷離脱により左サイドバックとして出場。だがその結果、2年と228日ぶりとなる得点を決めるなど攻守に渡り活躍をみせており、土曜日のニュルンベルク戦でも引き続きこの役割を任せることができるだろう。

 またそのほかにもここ3試合連続未勝利という中で周囲からの重圧を受けていたレスラー監督は、逆に前節で共にkicker採点4.5と精彩を欠いた若いセンターバックコンビ、クリストフ・クラーラーとケヴィン・ダンソを引き続き起用することを決断しており、今回は共にkicker採点3をマークするなど安定感のあるパフォーマンスを披露。「どちらも空中戦、地上戦においても、とてもよかったね」と評価している。


 さらに今夏にデュッセルドルフに加入するも、出だしでは苦労していたヤクブ・ピオトロフスキーが、総走行距離12.52kmをマークするなど精力的に「良い仕事をしてくれた」と指揮官。ボックス・トゥ・ボックスの選手である23才は、同国ポーランド出身のベテランMFボジェクとの連携をうまくとり、「前線に絡む機会も生まれた」と説明。

 まだ加入間もないことから言葉の壁に加えて、ブンデス2部はこれまでプレーしていたベルギーリーグと比べ「対人戦が多く、全体的にこちらの方がよりコンパクトで、スペースを見つけることが難しい」ことから、より守備的なプレーを意識しているという。ただ海外から加入して間もない若手選手にとって、ブンデス2部への対応にある程度の時間を擁することは決して珍しいことではない。
 


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