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2021年02月24日

アペルカンプ真大へ高まる期待値に、レスラー監督は警鐘

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 1月下旬に行われたグロイター・フュルト戦の前半途中、ブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのアペルカンプ真大は、大腿に負傷を抱えてそのまま交代。月曜日に受けた検査の結果、「腱の部分に軽い筋損傷を抱えているところだ」とレスラー監督が説明。それ以降のリーグ戦4試合で欠場を余儀なくされた。
 
 その間にデュッセルドルフは最下位ヴュルツブルクに痛恨の敗戦、昇格を争うキールやハンブルクとの直接対決でも1分1敗に終わるなど2分2敗という成績に終わっており、その高いサッカーIQと創造性を兼ね備えたMFの不在はあまりに残念なものとなった。そんな中で週末に行われたハノーファー96との一戦では、1部残留に望みをつなぎたい大事な試合で前半数的不利に陥る展開となるも、後半途中から出場したアペルカンプが決勝弾となるジョーカーゴール。見事勝利へと貢献してみせている。

 試合後クラブ公式日本語版では、アペルカンプのコメントを掲載。「素早いカウンターから3対3の局面を作り出し、最初はコフナツキがカラマンにボールを出すのかと思いましたが、最終的には良いファーストタッチからゴールを挙げることができました」とコメント。そしてゴール後のハートを両手で作ったパフォーマンスについては、「日本から毎日おうえんしてくれている母に捧げるものです。何か恩返しをしたいと思っていたので」と説明した。

 これにより20才の日本人MFはクラブにおいて、ますますその重要性を今回の試合でも示したことになるのだが、ただ地元紙ライニッシェ・ポスト電子版ではそんなアペルカンプへの期待に対して、レスラー監督のコメントを掲載。「かなりプレッシャーは高まりをみせていくだろう。ただそれを1人も若者に背負わせてはいけない。我々としては、気をつけていかないといけないよ」と警鐘を鳴らしている。
 


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