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2021年02月25日

さらなる高みを目指す、20才の若武者アペルカンプ真大

Fortuna Düsseldorf
フォルトゥナ・デュッセドルフ
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 いま話題の選手といえば、それはアペルカンプ真大だ。プロとしての1年目にして、その実力を証明して見せている20才の若武者は、「余計なプレッシャーを感じているわけではない」と強調しつつ、また最近味わった大きな失望感についても明かした。
 
 待望された復帰戦でアペルカンプは早速、途中出場したハノーファー96からその真価を発揮。フォルトゥナ・デュッセルドルフが数的不利に陥る苦しい展開ながらも、貴重な決勝点を含む、重要な役割を担い勝利へと貢献して見せた。

 ただそのアペルカンプが現在主戦場とし、デュッセルドルフで復帰が待ち望まれていたその場所は、実は「本来の場所ではない」。CMFとトップ下など中央でプレーすることを好む日本人MFだが、チームではもっぱらウィングで起用されれている。「創造性を発揮することが自分の強み」そう語るアペルカンプは、「僕は決して典型的なウィンガーではないし、むしろ中央に入ってプレーすることを好む」と強調。

 だがそれでもなお好パフォーマンスで応えてみせており、それ故に負傷離脱したここ4試合の不在は大きかった(2分2敗)。負傷自体は小さな筋損傷だったものの、「ほぼ1ヶ月くらい離脱していた。最初のうちは、やっぱりかなり落ち込みましたね」と同選手。

 再び筋肉系の問題を抱えた理由としては、「プロの世界での負担は別物」と説明しており、その強い苛立ちへと対処するためにメンタルコーチ、アクセル・ゼーレ氏の協力を仰いだという。「非常に大きな助けになってくれました」

 しかしながらまだ、フィジカル面については万全のところまで回復しきったとまでは感じてはおらず、そのため日曜に控えるハイデンハイム戦で先発復帰するかは、まだ疑問符がつくところ。「今はまず、以前の体力を取り戻すことが重要です。自分に足りないところは感じます」

 そう語った20才の日本人MFは、リーダーシップという点においても更なる高みを目指しているところであり、創造性豊かな若手選手にとってベテラン選手の助言は「もちろん、しっかりと耳を傾けています。そのような経験豊富な選手たちから、僕はまだまだ多く学ぶべきことがありますから」と語っている。
 


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