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2020年05月01日

ウニオン、守護神ギキーヴィツが今季で退団。ニコラスにチャンス?

fc-union-berlin
1. FCウニオン・ベルリン
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 ラファル・ギキーヴィツが、今季限りで1.FCウニオン・ベルリンを後にすることが明らかとなった。同クラブが木曜日に発表したところによれば、契約延長のオファーに断りを入れた32才に対して、今後更なる移籍交渉を行う考えはないという。

 「ラファルはウニオンで見事な足跡を残した選手であり、この素晴らしい成功に貢献してくれた選手であることは間違いない」と、マネージャーを務めるオリヴァー・ルーネルト氏は説明。「しかしながら交渉を重ねていったが金銭的な溝を埋めるまでには至らなかった。そこでGKについては変更を行うことにしたよ」と、言葉を続けている。

 2018年夏にSCフライブルクからウニオン・ベルリンへと加入した同選手は、これまでブンデス2部34試合、そしてブンデス1部25試合に出場。ウニオンの守護神としてクラブ史上初の1部昇格、そしてここまで昇格組としての奮闘を支えてきた。

 そのギキーヴィツは「僕たちはすでにブンデスにおいて勝ち点30を積み重ねており、1部残留の可能性は十分にある。その目標をぜひ果たしたい」と述べ、「それから僕は新天地へ、そしてウニオンは新たな選手を迎え入れることになるよ」と語っている。


 それでは、果たして来季からはどうなっていくのか?チーム内での答えを模索するならば、22才でバックアップを務めるモリッツ・ニコラスを挙げられるだろう。昨夏にグラードバッハより2年のレンタルで加入した同選手については、今季はここまで出場機会はなくグラードバッハのエベールSDよりレンタル中止の可能性も指摘された。

 だが今回のギキーヴィツの今季限りでの退団を受け、もしも来季の後釜として見るのであれば、残留争いで有利に立っていることからもニコラスにチャンスが与えられるかもしれない。ただ来季でレンタルが切れ、連続で正GKの入れ替えを避けるためにも、ウニオン側はグラードバッハにレンタル延長を求めることも考えられるだろう。

 当然、フィッシャー監督が引き続き、ベテランGKへと信頼を寄せてシーズンを戦っていくことも考えられるが、ただ確かなことはその信頼を与えられる期間は、今回の延長破談により今シーズンいっぱいまで。来季には新たなGKを見出さなくてはならないということである。
 


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