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2020年06月17日

ウニオン、クラブ史上初のブンデス昇格で、初のブンデス残留を確定

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 クラブ史上初となるブンデスリーガ昇格を果たして迎えた今シーズン、コロナ危機によるリーグ戦中断など目まぐるしいシーズンを過ごす事になったが、火曜夜にはリーグ戦残り2試合を残して1部残留を確定。試合後は「ついにやった」と書かれたTシャツを胸に、無観客のなか本拠地で選手たちは喜びを表情を浮かべていた。

 主将のクリストファー・トリメルは、スカイに対して「降格最有力候補だったことはわかっていたけど、でもシーズンを通して僕たちは素晴らしいプレーができたし、多くの試合でサプライズを演じてきた。このチームのことをとても誇りに思う」と胸を張り、最下位パダーボルン戦での辛勝については「アウェイでの強さはわかっていたし、そのなかで僕たちも決して悪いものをみせたわけではないさ」とコメント。

 またロベルト・アンドリヒは「もちろんとても嬉しいけど、ちょっと不思議な感覚でもあるね。」と無観客である中での残留確定に複雑な胸中も吐露。「ファンのおかげもあっての残留だし、またその機会はあるさ」と語っている。ただこのコロナ危機のなかでは、どうやって祝うのか?「距離を開けて、多少のビールを飲むくらいさ」と、笑顔で付け加えた。

 マネージャーを務めるオリヴァー・ルーネルト氏は「開幕前から選手たちは非常に意欲的だった。明確な目的を設定していたし、とても野心的だったと思うよ。そして今はその設定した目標にまで勝ち点2のところまできている」と賛辞をおくり、「2試合を残して残留を確定させるなんて、彼らがみせてくれたものには言葉がないよ。」 と述べている。


 なおフライブルクからレンタルで加入中のケヴェン・シュロッターベックについては、「彼は素晴らしい若者でそのプレーからとても助けになってくれた」と評価し、「惜しみながらも見送ることになるよ。これも契約の一部。フライブルクと合意したことなのだから」と述べ、「このレンタルはとてもうまくいった。互いにメリットとなった」と強調。「喜んで見送ることはないし、フライブルクはそのまま復帰させるだろう。ただそうじゃなければ、うちが動きにでる可能性は当然あるさ」と言葉を続けた。

 一方で契約を今季まで残すクリスチャン・ゲントナーについては、「まだ現役を続行したいと思う。まだ体がいけると思う限りはね。数日以内にもどういう方向性になるか決断を下すよ」と、ゲントナー自身がコメント。ウニオンの残留については「考えられないことではない。ただ最終的な話し合いはしていないんだ。ただ今は残留に集中したかったからね、それが今完了したところ。これから時間があるさ」と語っている。
 


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