2020年08月02日
ウニオンのルーネルト氏、遠藤渓太獲得に「逃す手はないと思った」
土曜午前より行われた1.FCウニオン・ベルリンでの練習では今夏に迎えた新戦力、ニコ・シュロッターベックとセドリック・トイヒェルトが移籍後初めて練習参加を果たし、また遠藤渓太にとっても特別な1日となった。確かに練習参加はブランデンブルクにて行われる夏季合宿3日目からとなるものの、新たな同僚たちが作る輪の中に入って、マネージャーを務めるオリヴァー・ルーネルト氏より紹介。この日は代理人、そして通訳も伴い練習場へと姿を見せている。移籍前の直近の試合にて負傷を抱えたこともあってトレーニングを見合わせているということもあるが、いずれにせよこの日8月1日をもって、大きな期待を抱かれながら晴れて1.FCウニオン・ベルリンの一員となった。
「日本の人々と話をした時、最も才能をもった若手選手を尋ねればそこでは、頻繁に遠藤渓太の名前を耳にする」と、ルーネルト氏はコメント。「彼には大きなポテンシャルが備わっているし、それはこのチームにとって大きな助けになってくれるものだ」と評価。ただそれと同時に23歳のウィンガーに対しては時間も必要であることを、香川真司を例に述べている。「はじめのうちは、うまくいくはずがない。何にもならないだろう、なんて言われていたものさ。しかしそれでも彼は、世界レベルのスターにたってみせた。誰だって時間は必要なものであり、それを渓太にはしっかりと与えられることになる。慣れのための時間をもてれば、きっと彼は非常に良いパフォーマンスをみせてくれるはず。私はそう確信しているよ」
新戦力獲得に向けて、非常に大きな自信に満ちた声明を発表することは、確かに恒例となっている姿ではある。しかし今回の獲得においては、それは決して普通のことではない。なぜならば新型コロナウィルスの影響により、同氏は現地で直接、遠藤のプレーを目にすることができなかったのだ。それ故、今回の獲得にあたってはスカウトによる分析へ頼る比重が大きくなったものの、「うちには素晴らしいスカウトがいる。100%彼らを信頼しているよ。ただ101%自分に自信をもてた時にだけ、自分の判断で決めるがね」と説明。「今回に関しては、報告書や私自身でチェックしたものを踏まえて、それでもやろうじゃないかと言ったんだ。コロナの影響があったとしても、これほど良い獲得を逃す手はない」と、言葉を続けた。
その期待が早く目にすることができるよう、そのサポートにあたっているのが、香川真司らをケアしてきた通訳の山森順平氏だ。それ以前に、まずは負傷からの回復を目指すことにはなるものの、ルーネルト氏は特に不安を抱くこともなく前向き。負傷は過度伸展とのことで、「かなり早く、またピッチに立てると思うよ」との見通しを語っている。
イングヴァルトセンとモーザーは不参加
一方でマルクス・イングヴァルトセンと、レナルト・モーザーに関しては少し様子が異なる。別メニューの調整のみとなっている前者は、「何が起こっているか、全くわからないんだ」とルーネルト氏。「おかしいんだ。何かがどこかで邪魔をしており、特異な問題に苛まれているんだ。バランスの問題なのか、理由をまずは見極めて行かなくてはならない」
ただ後者についてはあきらかとなっており、軽度の腺熱を発症。20歳のバックアップGKは2週間ほどで、体づくりを再開していくことになるという。ただ同選手についてはスロヴァキアへのレンタル移籍に迫っているところだが、今回による影響についてルーネルト氏は明言を避け、ただ「移籍市場が長く続くことはメリットだね」と述べるに止まっている。
ラップ、マロニーの移籍迫る
だがニコライ・ラップからは、もっと早く移籍成立の一方が届くかもしれない。ブンデス2部ダルムシュタットが、昨季にもレンタルしていた23歳のCB獲得に関心を示しており、「話し合いのために二日間の時間が与えられているよ。どうなるか見てみよう」と、ルーネルト氏は語った。「そうならなければ、また火曜日にここに姿をみせるさ」ちなみにドルトムントのセカンドチームの練習に参加している、レナルト・マロニーについては、「現時点では移籍を想定している」とのこと。
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