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2020年08月13日

遠藤渓太がウニオン本拠地でデビュー「その資質を垣間見せた」

fc-union-berlin
1. FCウニオン・ベルリン
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 火曜日に1.FCウニオン・ベルリンのチーム練習へと参加したばかりの遠藤渓太が、早速その翌日に本拠地で行われたブンデス2部昇格組ヴルツブルガー・キッカースとのテストマッチに出場した。この試合でウアス・フィッシャー監督は、コットブス戦の4−2−3−1から3−4−3システムへと変更。3バックの中心にロビン・クノッヘ。前線3枚の中心にセドリック・トイヒェルトと共に、新戦力の遠藤も左ウィングの先発メンバーに名を連ねている。

 試合は開始からウニオン・ベルリンが主導権を握っており、逆に2部復帰を果たしたばかりのヴルツブルクは成す術をなかなか見出せない展開に。それでもウニオンが再三の好機を逃していたことは、ヴルルブルクにとって幸運だったといえるだろう。ヒュブナーのヘディングはしっかりボールを捕らえたものではあったが、相手GKミュラーの好セーブに阻まれたものの、その3分後には再びヒュブナーが頭で合わせて先制。後半でも出場を続けたトイヒェルトがさらに加点し、ウニオンが2−0で勝利を収めている。

 一方でトイヒェルトに決定的なセンタリングを供給するなど、左サイドで積極果敢なプレーをみせた遠藤について、フィッシャー監督は「渓太は、彼のもっているその資質を垣間見せたと思うね。ただ我々としては、少し慎重になっていかなくてはいけないよ。今はチームに馴染ませているところであり、うちの原則を実践させようとしているところなんだ。ただうまく来れているし、ドイツ語も少し話しているよ」と語ったと、地元紙ベルリーナー・ツァイトゥング紙が掲載。

 さらに同じく地元紙Bzベルリンでは、香川真司はじめ15年以上ブンデスで通訳のキャリアを誇る山森順平さんが、ウニオンのコーチ陣に混ざって遠藤に指示を伝えていたことにも注目しており、その理由について指揮官は「渓太が我々の求めていることをしっかりと理解できるよう、この初期段階においてコミュニケーションは非常に重要なものなんだ。それを母国語でできるにこしたことはない」と説明した。
 


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