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2020年08月19日

GoToブンデス !ウニオンが全観客コロナ検査を提案

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1. FCウニオン・ベルリン
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 すでに数週間前に1.FCウニオン・ベルリンは、全観客の再動員むけて独自で立案したアイデアを公表していたのだが、遂に火曜日にそのコンセプトの全容が明らかとなった。それによれば全てのファンたちは、来場前にコロナ検査を受ける義務がある代わりに、スタジアム内ではこれまでと同じ、距離を保つことや、マスクの着用からも開放され、試合を楽しむことができるという。

 その具体的な手順としてまずは、チケット購入の際にコロナ検査の予約も行い、それを受けた結果が陰性であった場合には、試合開始日の午前10時までに連絡が、陽性であった場合には保健局へと結果が通知され入場チケットがブロックされる仕組みに。そしてスタジアムへと一歩足を踏み入れれば、「そこでは隣の人と応援をしたり、チャントを歌ったりすることができる」とのこと。

 つまり今回の構想の実現によって、通常通りに経済活動を行えることは当然ながら、”アメ(自由な試合観戦)”と”ムチ(事前のPCR検査や情報確認)”によって、感染病対策において最も重要な、人々の意識と知識の高まりを促すことに繋がる。またメイカー側にとっても全員検査という新たな市場の創出によって、更なる発展に向けての動機の高まりへ繋がる可能性もあるだろう。

 「興味深い重要な役割を果たせる可能性がある」とウニオンは強調しており、これに加えて念のために、試合観戦者についてはその2日後にもフォローアップを行い、もし症状が見られる場合は、保健局から自宅隔離の注意書きが送られる上、それと同時にデータベースにて来場者の動きを確認、接触した形跡のある来場者は隔離となる手はずだという。

 まずはこれらのプランをウニオン・ベルリンでは、9月5日に3000人規模の観客を動員する形でのイベント開催に向け、地元保健局への申請を行った。果たしてどういった判断が下されることになるだろうか?
 


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