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2020年10月01日

戦力増したウニオン、遠藤渓太、カリウス、ポーヤンパロらがオプションに

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 今週の金曜日にはブンデスリーガ第3節の幕開けを告げる、1.FSVマインツ05との一戦が控えている、1.FCウニオン・ベルリン。この試合はリヴァプールからレンタルで加入したタイウォ・アイウォニイとロリス・カリウスにとっては古巣戦、ジョエル・ポーヤンパロと遠藤渓太にとってはウニオンでのデビュー戦という、それぞれ特別な試合を迎えることにもなる。

 ただなんと言ってもウアス・フィッシャー監督にとっては、週末にアヒム・バイアーロルツァー監督が解任されたばかりのチームという、特別な難題へと直面する試合だ。「手負いの獣は、いつだって危険なものだ」と語った指揮官は、「どんな相手なのか、読めないね。ただ確かなことは、マインツは我々を狼狽させる策を講じてくるだろうということ。それに陥れられないようにしなくては」と警戒心を示した。

 それでも一朝一夕でチームとしてのカラーが一変するということまでは想定しておらず、ある程度は予測がつく部分もあるもの。「巻き返しを期して、アグレッシブに臨んでくることだろう。個のクオリティが高く、スピード感のあるチームだ」。その上でウニオンとしては「必勝体制」で臨むところであり、そのために「マインツで起こったことに、自分たちが影響を受けないようにすること」、そして自分たちのパフォーマンスへと集中することを求めている。

遠藤渓太、カリウス、ポーヤンパロらが、新たなオプションに

 普段通りにフィッシャー監督は、この試合での選手起用について会見の席で明かすようなことはしなかったが、中盤ではクリスチャン・ゲントナーがふくらはぎの負傷のため、そしてFWではアンソニー・ウジャーが膝の負傷のためにそれぞれ欠場。しかし遠藤渓太は復調を果たしており、1ヶ月前のアヤックスとのテストマッチで右大腿を負傷していた同選手は「水曜日にはフルメニューをこなした」と指揮官。これでブンデスデビューへの準備は整った。

 さらにここ数日で獲得したばかりのGKロリス・カリウス、そしてFWジョエル・ポーヤンパロも新たなオプションとなるが、ただいきなり先発として起用するかどうかは不明。火曜から練習に参加しているカリウスとの話し合い次第ということもあるだろうが、フィジカル面についてはリヴァプールでテストマッチに出場していることから、「プレーに必要なものは揃っていると思う」とコメント。またレヴァークーゼンから加入したポーヤンパロについては開幕戦で出場済み。

 そんなポーヤンパロについて、フィッシャー監督は「ペナルティエリア内でのプレーをよく知っている選手」であり、「つなぎ役にもなれ、プレッシャーの中で持ち堪える術も心得ている。獲得できてよかったよ。力になってくれるだろう」と高く評価。そして補強に成功したクラブ首脳陣へ「とても満足している」と述べ、改めてシーズンへの意気込みをみせている。「質と量と共に加えることができた。そしてグラードバッハとのドローで手にした自信もね」
 


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