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2020年10月13日

ロリス・カリウス「メディアの報道は僕にはどうしようもない」

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1. FCウニオン・ベルリン
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 1.FCマインツ05からFCリヴァプールへと移籍して以来、実に4年ぶりとなるブンデスリーガ復帰を果たした、1.FCウニオン・ベルリンの新戦力、ロリス・カリウスがメディアとの質疑応答に臨み、ドイツ復帰、メディアの反応、ウニオン、そしてリヴァプールやクロップ監督などについて語った。

…ウニオンでのこれまで:「以前からこの街のことは多少は知っていたし、特に問題はなかったよ。クラブには馴染めているし、調和がとれているという印象。ここでは結束が非常に重要だ。1部残留を何よりもの目標に掲げており、日々一丸となって戦えればそれも可能だと思う」

…ウニオン移籍の理由と恋人のソフィア・トマラについて:「プライベートのことで移籍先を決めるのではない。まだこれからも現役生活を送れると思うし、そのために行きたいと思うところにいく。だからそういうことは今回の判断には関係ないことだよ。あくまで競技面を考えてのことだ」

…ルーテとの定位置争いについて:「これまで僕たちの関係はとても良好なものがあるし、互いに切磋琢磨して取り組んでいる。何も問題はないよ。確かに定位置争いの中にあるけど、それを恐るということもない。当然プレーするためにここに来たけど、最終的に決めるのは監督だよ。そして今はまだ何も言われていない。ただ先日のテストマッチでは久々のプレーだったけどよかったと思うし、安心して前向きな気持ちになれたよ。準備はできている。」

…2018年CL決勝でのミスと脳震盪について:「それは2年前のこと。あれから僕は60試合以上でプレーしてきたし、ウニオンに来たのはあくまで良いパフォーマンスをみせるため。ドイツには久々に戻ってきた。ただ僕の中ではそれはもうどうでも良いことなんだ。だいぶ前に気持ちの整理をつけている。そのことを口にしたいのは記者の皆さんだけで、僕とってはもうずいぶんと退屈な話だよ」

…ウニオン移籍へのマスコミの反応:「自分にはどうすることもできないことだから、あまり考えないようにしている。プレーで納得させていくしかない。かつてドイツで実証していたものは、どうやら忘れられているようだ。ちょっと残念だね。僕の目標はここで新たに自分の力を証明していくということ。4年ぶりの復帰となるけど、まだ僕がブンデスで良いGKであることを実証していきたい」

…ドイツ復帰について:「これは以前にも考えていたことだった。今はリヴァプールで将来性を見出せなかったし、ベンチに座りたくはなかった。そしてブンデスリーガはドイツ人選手として魅力的に感じるものだし、この若くでハングリーなチームで、以前にマインツで同様の状況にいた経験からも、このチームの力に確信と刺激を感じているところさ」

…イングランドやトルコ時代について:「僕は同年代の選手たちと比較して、あまりできない経験をしてきた。そこにはポジティブなものも、ネガティブなものもあって、ただそんな中で僕はさらにたくましくなって乗り越えてきた。ただここドイツでは、明らかにネガティブに見られている部分があるようにも感じるね」

…クロップ監督との関係:「常にフェアで率直であってくれた。常に状況について説明してくれたし、良好な関係を築けていたと思う。彼の成功がそれを物語っているけどね。今は世界最高の監督となっているんだ。そして今回のウニオン移籍については、僕が再び良いGKであることを証明する、そのための機会となる良いステップだと言ってくれたよ」

…プレースタイルについて:「以前から積極的にプレーするタイプのゴールキーパーだったし、リスクをかけてプレーしてきた。でも実際にそれはかなりうまくいっているし、だからここ数年で特にプレースタイルを変えるようなこともしていない。確かにイングランドではペナルティエリアにハイボールが飛んできたら、より激しめに臨まなくてはならないものだけど」

…ウニオンの残留の可能性について:「ブンデス残留を果たせる可能性は十分にあると思う。しっかりと強化がなされた。確かにそこでは数多くの新戦力を迎え入れることにはなったけど、それでもうまく協調ははかれているし、良いサッカーをしていると思う。僕たちは良い方向へと向かっているよ。ただ大事なことは、継続していくということなんだ。」
 


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