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2021年01月22日

ウニオンのヒュブナー、DFBから2試合の出場停止処分

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 ナディーム・アミリと口論になったことを受けて、ドイツサッカー連盟はウニオン・ベルリンのフロリアン・ヒュブナーに対し、2試合の出場停止処分を科すはんだを下した。その理由は「スポーツマンシップに反する行為だった」ためであり、さらに2万ユーロの罰金も請求されている。

 問題となったのは先週金曜に行われたレヴァークーゼン戦であり、試合後に両者が共に口論となっていた様子が見受けられていた。TV局とのインタビューの中で同僚のヨナタンターは、「くそったれ、アフガン」との言葉を、後ほどになってそれが間接的だったことを明かし、耳にしたことからドイツサッカー連盟では調査を開始。

 そしてその結果この人種差別的な表現は確認されておらず、ヒュブナーによればアミリから挑発された際に「伝えられた言葉とは別の言葉を浴びせた」と述べつつ、「言葉の選び方の誤り」については認めているとのこと。さらにヒュブナーとアミリが試合の翌日に、互いに謝罪をしたことも裁判所が認識していることも明かした。

 今回の判決にヒュブナーは安堵の表情を浮かべており、「アミリ選手と口論になった事に対して、僕はそれ相当の処分を受けた。今回僕にとって特に重要だったのは、ドイツサッカー連盟が先に僕が暴言を受け、そして僕からは人種差別的な言動が向けられたわけではないという想定で判断が下されたということだ」とコメント。改めて人種差別には断固として反対の姿勢であり、アミリとは「全てをクリアにした」とも強調している。

 また同じくドイツサッカー連盟より今回のレヴァークーゼン戦にて、同連盟の規約に反する言動を行ったとして調査対象となっていたセドリック・トイヒェルトについては、特に今回は処分が科せられることはなく、ただ言葉の選び方について注意を払うようにとの助言がなされたとのこと。
 


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