ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年04月05日

熱いベルリン決戦、ファンが外から花火を打ち上げ売店燃やす

fc-union-berlin
1. FCウニオン・ベルリン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 イースターサンデーに開催された、ウニオン・ベルリンとヘルタ・ベルリンによる、ドイツ首都決戦。常にファンたちからヒートアップされる熱い対決ではあるのだが、しかし今回は実際にファンたちが売店を燃やしてしまうという騒ぎが起こった。

 この試合でも例外なく無観客試合にて開催されたのだが、ウニオンの本拠地アルテン・フェルステライの外にはファンが集まり、そこでキロ単位の花火を打ち上げ。その爆音にはTV解説者のボルン氏もあきれ返るほどで、「良い加減にしろ、集中できない!」と苦言。

 「くだらない、こんな騒ぎを起こして、いったいどういうつもりだ?」と語っていたのだが、しかし3分後には鳴り止んだことで、「終わりか?もう良いのか?これからはこちらに集中できそうだ」とコメント。

 だがこの時にボルン氏は知る由もなかったのだが、実はこの打ち上げ花火によって、スタジアムに設置されている売店の1つが火事となる騒ぎへと発展しており、ただ観衆は不在のために特に危険に晒されることなく即座に鎮火。


 なお試合は最終的には、1−1と痛み分けにて終了。試合後、ウニオンの競技部門取締役は、そんなファンがぶつけた熱気に苦言を呈しつつも、これほどまでに無観客が続く状況を踏まえて、それと同時にある程度の理解も示した。

 「おそらくはどこかで人が集まって、アピールしたい衝動に駆られたのだろう。個人的にはそういう必要はないと思うが、ただ無観客ということで、こういうことは決して望んではいないものの、どこか少し理解できるところもある。ヘルタやバイエルン戦でも誰も訪れることさえ叶わないのだ」
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報