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2021年11月24日

原口元気「チャンピオンズリーグ出場は大きな夢」

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1. FCウニオン・ベルリン
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 原口元気はハードワーカーとして、評判通りの活躍を見せているところ。火曜午前に行われたトレーニングの後には、遠藤渓太との1対1の”追加メニュー”も実施。「僕が勝ったよ」と明かした同選手は、確かにここまで多くのことで成功をおさめてはいるものの、ただ全てにおいて成功しているというわけではない。

 この夏にブンデス2部ハノーファー96からフリートランスファーにて、1.FCウニオン・ベルリンへと加入した同選手。前回は主に脇役に甘んじたヘルタ・ベルリン時代以来となる、2度目のブンデスリーガとなった今回は、その時とは異なりウニオンの主役としての活躍を見せているところ。「彼はデュラセルバニーのようだ。常に全力で最後まで力を尽くす選手。彼には本当に感銘を受けているよ」と、オリヴァー・ルーネルト監督はコメント。「元気は今季のウィナーの1人だ」とも強調した。

 一方の原口元気は”デュラセルバニー”と自身との比較を気に入っており、「よくあっていると思うよ」とコメント。なお先日行われたドイツ首都決戦、かつての恩師パル・ダルダイ監督率いる古巣ヘルタ・ベルリンとの戦いは「少し違和感を感じた」そうだが、そこでの勝利に喜びを見せており、「もちろん勝ったことは嬉しいですよ」と原口。「僕はウニオンの一員なんだ。ここにいることを、とても誇らしく思っている」

 またヘルタ時代と異なるもう1つの点は、ウィングではなく中央、通常はCMFとしてプレーしている。そしてこのポジションは走力に長けたMFに適した役割であり、ここまでウニオンでの12試合で4アシストを記録。3年半過ごしたヘルタ時代の7アシストに早くも迫る勢いだ。あとは移籍後初得点を決めたいところ。「得点を決めないといけないと思っています。試合にもっと違いをもたらしていきたいんです」

 確かに決定力という部分はヘルタ時代から抱えていた同じ課題だ。しかしそれでもウニオンにおいて原口は非常に重要な存在となっている。ただ試合で長距離を走ると同様に、代表参加のために同じくピッチ外でも人一倍移動しなくてはならない。長旅の連続は「好きなわけではないですけどね。でももう慣れました。」と原口。実際その負担についてはここまでうまく対応ができており、非常に状態の良さが見受けられている。「秘訣とか、そういうのがあるわけじゃありません。家族から新しいエネルギーを注入してもらっています」

 次の長距離移動は水曜日、今度はウニオンの一員としてヨーロッパカンファレンスリーグが行われる、イスラエルのマカビ・ハイファ戦へと挑む。「僕たちの目標はグループリーグを突破すること。そのためにはあと2試合、是が非でも勝利をおさめなくてはいけません」そう意気込みをみせた原口は、好調なリーグ戦では現在5位とCL出場権獲得も狙える位置につけており、「チャンピオンズリーグ出場は、もちろん僕の大きな夢です」とコメント。「でもシーズンは長いので、1試合ごとを考えていかないといけません」と念を押した。 
 


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