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2022年04月13日

原口元気の目標は、欧州リーグ、ドイツ杯決勝、そしてW杯

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1. FCウニオン・ベルリン
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 週末に行われたドイツ首都決戦ヘルタ・ベルリン戦では、原口元気は強烈なインパクトを与えており、先制点を決めた後にはボードを飛び越え、巧みにカメラマンらを交わしながら、1万2000人がつめかけたウニオンのファンブロックの下へ。今季2得点目で古巣にダメージを与えたことには、原口は特に気にすることなく「とにかく嬉しかったんです」と火曜日の練習後に報道陣らに語った。「以前にはヘルタに所属していましたし感謝もしていますが、でも今は僕はウニオンの選手。ただヘルタがブンデスに残留することを願っていますよ」

 30歳となった日本人MFの活躍によりウニオンは、ドイツ首都決戦において今シーズン3試合とも勝利を飾ることに成功。ケルン戦での勝利に続く連勝で「再び欧州の舞台に立ちたい」という原口の希望にさらに近づいている。次のタスクは長谷部・鎌田が所属するアイン虎ハト・フランクフルト。「もう1度集中して臨まないと」とと気を引き締めた原口が、木曜日にバルセロナとのアウェイ戦後のフランクフルトが「疲れているかもしれないし、今回は僕らのホーム。ただそれでもフランクフルトはいいチームだけど」とコメント。

 逆に原口自身の日本代表参加のために飛び回る日々を過ごしているところであり、そこで確かにワールドカップ出場という目標を達成したが、ただ「現時点で僕はレギュラー選手というわけではありません。僕は決してそれに満足するわけではありませんし、またポジションを取り戻したいと考えています。親善試合は6試合残されていますし、そこで自分をアピールすることができると思います」と意気込み。ライバルにはデュッセルドルフの田中碧らが控えているが、自らもつ豊富な経験を武器に「僕はとてもフィジカル面で状態がいい。今のゲンキはベストだと思います」と言葉を続けている。

 また厳しい相手との戦いといえば、今回のワールドカップ組み合わせ抽選会の結果で、日本代表はドイツ代表やスペイン代表と同組という結果に。原口からみてこれらのチームは明らかに格上にあたるが、それでも日本代表としてあらゆる手を尽くしてサプライズを演じたい。そしてクラブとしても来週に控えるドイツ杯準決勝ライプツィヒ戦にも同様の事がいえ、原口は「タフな試合になるでしょう。でもチャンスはきっとあると思います」と良い形でのシーズンに締めくくりに向けて闘志を燃やした。
 


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