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2019年11月01日

ヴォルフスブルク、今季初の敗戦はまさかの6失点大敗

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 ワウト・ウェクホルストにとって、水曜夜のドイツ杯2回戦RBライプツィヒ戦は、忘れたい1日となったことだろう。ジョシュア・ギラボギとコーエン・カスティールスの不在のため、初めてキャプテンとしてピッチに立ったその試合で、VfLヴォルフスブルクは今季公式戦初の敗戦を、しかも6失点をも許す形で喫してしまったのだ。

 それでも代理主将は、試合終了間際に一矢報いるゴールを沈めてはいるものの「嬉しいはずがないよ」と肩を落としており、「本当にとても辛い、深い失望にくれている」と吐露。「55分までは、とても良いプレーをみせていたと思うんだけど。かなりアグレッシブに、勇気をもって戦っていた」と、収穫を見出そうと試みた。

 だが後半戦はじめに迎えた、ヨシプ・ブレカロの好機を除きこれといったチャンスを作り出すには至らず、ライプツィヒへの守備の甘さからその55分よりわずか13分の間で4失点。「平手打ちを食らったようだ」と表現したウェクホルストは、「最悪な気分だよ。でも顔を上げて進み続けなくては。僕たちなら、それができる」と前を向いた。「主将を勤められたことは、大変な評価だと思う。間違いないよ。誇りに思う。でも、そういった試合で希望していた結末は、こういうものではなかった」

レジュベツァイにバーゼルが関心


 思惑と違うのは、何もウェクホルストばかりではない。この日がシーズンデビューとなった、エルヴィス・レジュベツァイも同様の気持ちを抱いているころだろう。今年5月に2023年まで契約を延長した21才だが、激しい定位置争いの最中にあり、間も無くしてシュラーガーが負傷から復帰することを踏まえ、この冬には実戦経験を積める場を模索することになるかもしれない。

 確かなことは昨季24試合に出場しながら、ここにきてようやく初出場した現状に対して、レジュベツァイ自身が決して満足しているはずがないということ。そもそもこの夏にもレンタル移籍の可能性はあり、kickerが得た情報によればスイス1部FCバーゼルが、同選手に対して関心を抱いているようだ。

ナーゲルスマン監督「信頼できる男だと、わかってもらえている」
 

 一方でライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督にとってみれば、週末にフライブルクに敗戦を喫し6位へと転落したあとの大勝だけに、安堵したところも少なからずあったことだろう。それでも青年指揮官は「全部苦の信頼を寄せてもらっている」と強調。「皆がそれだけインテリジェントだと思うし、みんな私が信頼できる男だとわかってくれていると思う」と語った。

 ただ前半28分に負傷交代を余儀なくされていたヴィリ・オルバンについては、膝に炎症が見られていることがクラブ側より発表されており、これから2週間にわたってライプツィヒは、主将を欠いて臨むことを余儀なくされる。
 


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