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2018年10月08日

古豪グラードバッハ復活へと導いた、エベールSDの10年

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
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 マックス・エベールがスポーツディレクターに就任したのは、今からほぼちょうど10年前に相当する、2008年10月16日のことだ。当時バイエルンではユルゲン・クリンスマン監督が、ドイツ代表ではケヴィン・クラーニィが話題となっていたこの頃、グラードバッハはブンデス1部2部を行き来するドアマットクラブであり、就任当時は8試合を経過して1勝1分6敗と単独最下位に甘んじていた。

 だが最終的にそのシーズンをかろうじて15位でブンデス1部残留を果たすと、その翌シーズンは12位、さらに2010/11シーズンでも16位で入れ替え戦進出ながら1部残留に成功。このシーズンの終盤に招聘した指揮官こそ、現在はボルシア・ドルトムントで監督を務めている、ルシアン・ファヴレ氏だ。

 大津祐樹がグラードバッハに加入したのは、ちょうどこの時期のことである。そしてファヴレ体制で本格的にシーズンへと臨んだこの2011/12シーズンは、ボルシア・メンヒェングラードバッハにとって大きなターニングポイントとなった。その後ドイツ代表へと飛躍を遂げるマルコ・ロイスを中心に快進撃を続け、グラードバッハは4位でフィニッシュ。残留争いから一転、それ以降は欧州の舞台への常連組としてCL、ELなどでの戦いを続けていくことになる。

 「まさに、夢で思い描くようなサクセスストーリーだと思うよ、我々グラードバッハが歩んできたここまでの道のりというのは」とkickerに対して振り返った同SDは、「まだまだボルシアでの私の時間に終わりはみえない」ともコメント。グラードバッハとして「タイトル獲得」という夢を実現していくためにも「精力的に、成功をめざして飽くなき挑戦を続けていく」と意気込みをみせた。


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