ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年08月22日

注目の友人対決:サンドロ・シュヴァルツvsマルコ・ローゼ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 2002年から2012年までの10年間にわたり、選手、そしてコーチとしても、1.FSVマインツにて過ごしたマルコ・ローゼ監督。まさに同氏にとって今回の試合は古巣戦であり、そしてそのマインツ時代から親交を深める、サンドロ・シュヴァルツ監督との『友人対決』ということでも注目が集まることになる。しかしそれでもローゼ氏は「これはシュヴァルツvsローゼでも、友人対決でもない」と強調。

 「この仕事は結果が全てであり、開幕からここまでの試合で、サンドロもそれを強く感じていることだろう。私だって同じく、グラードバッハで結果を期待されている身なのだ」と述べ、「マインツは攻守に渡っていいストラクチャーを持っている。システムの予想は少し難しいね。中盤をひし形にするか、フラットに組むか、それとも3トップで臨むのか」とコメント。「ここ2試合の結果から、マインツはアグレッシブにくることだろう。最後まで勝ち点を懸命に奪いにくるはずだ」と言葉を続けた。

 同じくシュヴァルツ監督も、「あくまで我々は、自分たちのいいところをピッチでみせる。そのことに集中している」と強調しながらも、「確かに非常に蜜に、我々は議論を交わしてきたところがある」とも明かし、「二人ともに攻守に渡ってアクティブに動くことを好むし、ゲーゲンプレスにもカウンターにもいえることだ」と説明。「非常に面白い、激しい、刺激的な、そして難しい試合になると思うね」と予想している。

 そしてドイツ杯初戦での敗退と、ブンデス開幕戦でのフライブルク戦での敗退から、「それでもいい場面は見受けられた」と強調しており、「オフェンス面でここぞという場面でしっかり決めるということ。ゴール前での判断を改善していくことだ」と要求し、「チームから不安は感じられるわけではない。みんなどの練習でも最大限の力で臨んでいる」と語った。

 なおグラードバッハではこの試合からは、靭帯の損傷から復調を果たしたクリストフ・クラマーが復帰。その一方でアフリカカップ参加のため遅れがあった、新戦力のラミー・ベンセバイニが戦列に加わるかについては様子見だ。確実に欠場となるのは、膝を負傷しているヨナス・ホフマンとトビアス・シュトローブル、トルベン・ミューゼル、そして復帰途中のラース・シュティンドルやジュリオ・ビジャルバらとなっている。

 一方でマインツでは、今夏加入のジェリー・シン・ジュステが前節に肩を負傷。長期離脱も危惧されたが「今日はランニングをしており、予想を口にするのは難しい。これから見極めていく」と説明。出場への可能性は残されてはいるが、ただ欠場となればハックが代役を務めることになるだろう。そのほか長期離脱中のマテタ、チ、ベルに加え、復帰途中のムウェネ、ザイデルも欠場することになる。
 
【グラードバッハの先発予想】ゾマー – ライナー, ギンター, エルヴェディ, ヴェント – ザカリア – ベネシュ, ノイハウス – エムボロ – テュラム, プレア

欠場:ドゥクレ (復帰途中), ホフマン (膝の内側側副じん帯断裂), ミューゼル (膝を手術), シュティンドル (復帰途中), シュトローブル (膝の問題), ビジャルバ (復帰途中)


【マインツの先発予想】F.ミュラー – ブロシンスキ, ニャカテ, ハック, アーロン – フェルナンデス – Ri.バクー, ラッツァ – ボエチウス – オニシウォ, クアイソン

欠場:ベル (足首を手術), チ (膝を手術), マテタ (膝を手術), ムウェネ (復調中), ザイデル (リハビリ), シン・ジュステ (肩の負傷)
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報