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2019年10月20日

マルコ・ロイス、古巣相手の貴重なゴールでブンデス歴代30位タイに

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  今シーズンはここまで、アウェイ戦では無得点0アシストが続く、ボルシア・ドルトムントの主将マルコ・ロイス。対照的に本拠地シグナル・イドゥナ・パークでは活躍をみせる傾向にあるのだが、それは週末の首位ボルシア・メンヒェングラード戦でも変わることはなかった。アザールのとのパスワークからペナルティ・エリアで突破を果たし、最後は相手GKヤン・ゾマーの股をくぐらせて先制。最終的にはこれが決勝点となり、リーグ戦3試合連続未勝利後の貴重な勝ち点3を、首位叩きというオマケつきで得ている。

 今回のゴールでブンデス1部268試合目にしてマテウス氏、クローゼ氏らと並び歴代30番目となる121得点をマークしたドイツ代表は、TV局スカイに対して「今日ようやく勝利できたことは、本当にとても嬉しい。別の展開になる可能性もあったのは確かだけど、勝利できたことが何より」と喜びをみせた。特にこれからはCLインテル戦、シャルケとのレヴィアダービー、ドイツ杯でグラードバッハと再戦、唯一無敗のヴォルフスブルク戦など「今後の行方を占う3週間が待っている」その初戦で白星発信。

 ルシアン・ファヴレ監督は、「今回の試合では勝利にふさわしいものをみせたと思う。」と胸を張り、「確かにグラードバッハは終盤でプレッシャーをかけていたが、ただ我々にも良いチャンスはあったんだ」と強調。その上で前半35分のアザール、そして後半84分のブラントと、オフサイドの判定がくだされ「2つの得点が認められなかった。これはサッカー界にとって決してよくないことだ」と苦言も呈している。しかしながら事実として、後半72分にマッツ・フメルスがパトリック・ヘルマンに対して背後からリスクをかけタックルを浴びせた場面は、ペナルティ・キックの判定を下される可能性があったものだとも言えるだろう。


 クリストフ・クラマーは「あれはPKが与えられるべきだったと思う。VARの介入を期待していたんだけどね」とコメント、マルコ・ローゼ監督は「フメルスはボールを蹴らずに、パトリックの足を蹴っていた」と指摘。「私の見方では明らかにPKだよ」と述べている。

 そしてクラマーは「今回の敗戦には苛立ちを覚える。思い描いていたものを出していたし、失点の場面だけアクティブではなかった。ドルトムント相手に6・7度は好機があったよ。ただ点に結びつかなかった。試合展開はさほど批判点はないはず」と語り、指揮官も「試合の大半で良いものをみせてくれた。得点チャンスもあったのだが。逆に追いかける展開となったものん、同点にもふさわしいものをみせていたよ。ただ個の力に長けたドルトムントが運をたぐり寄せた」との見方を示した。 
 


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