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2020年01月31日

エベールSD、ヴィルツのレヴァークーゼン移籍に理解

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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 金曜日にフロリアン・ヴィルツが、1.FCケルンよりバイヤー・レヴァークーゼンへと移籍することが発表されたが、期待の16才MFが移籍することだけが話題をヒートアップさせている要因ではない。その一端を担ったのは、ボルシア・メンヒェングラードバッハのマックス・エベールSDの発言にもあった。

 同氏は「こういったことが起こるのは、見たくはないものだね」とコメント、グラードバッハ、ケルン、そしてレヴァークーゼンとの間では若手選手を奪い合わないという「協定があるのだから、遵守してもらいたいものだ」と言葉を続けていた。

 しかしながら同氏のコメントはそれだけに止まるものでもなかった。「才能あふれる選手。フェラー氏が言うように、あくまでプロ選手という位置付けで獲得したのだろう。そこにはある程度理解のできるものだよ」と語っている。

 「ケルンに連絡をとっているのかまでは、私の知る由ではないがね。ただ少なくとも、あれほどの選手との契約が満了となるのだ。我々もそれは意識していることだよ。そうなればプロの範疇ともいえるさ。U17やU19での優秀な選手はいまや、トップチームへの距離感がそこまで大きいものではないからね」

 さらにkickerに対しても、改めてレヴァークーゼンの獲得は「全く理解のできるもの」と述べており、「U12〜U14での状況とは、これは明らかに別の話だ。ドイツサッカー界では低年齢化がすすんでおり、今回の移籍はプロの範疇だ」と説明。

 そしてグラードバッハも、ヴィルツに関心を示していたことを認めた上で、「ただ我々は選手との交渉にあたるようなことはなかったから、特にケルンに連絡を取るということはなかったけどね。」と話している。

ヘルト氏「カロ?誰だね?」


 だがケルンとレヴァークーゼンとの間では、もう1つの火種も生まれている。それはレヴァークーゼンのフェルナンド・カロ代表取締役が、木曜にデュッセルドルフにて行われたイベントにて、「アトレチコのようなクラブは、ケルンでサッカーが行われていることも知らないだろう」と発言。このことへの質問が、ケルンのヘルト氏へと及んだ。

 しかしヘルト氏はこれに対して、「誰の発言だって?」と聞き返し、「知らんな。レヴァークーゼン関係者以外は知らないのではないか?フェラー氏のことも、ボシュ監督のことも知っている。カロ氏?私は存じ上げないよ」とだけ答えている。
 


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