ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年03月19日

ドイツ代表、レーヴ監督やビアホフ氏らもサラリーを一部返上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 今週初めにバイエルン州のマルクス・セーダー知事は、ドイツの大衆紙ビルトに対して、「巨額のサラリーを手にしている」選手が、その一部を返上することを提案。ただそれが自発的となるのか、それとも労働法上によるものとなるかについては議論となるだろうが、ただkickerが得た情報によればVfLヴォルフスブルクのヨルグ・シュマッケ氏は選手たちにこの可能性について言及、クラブ側はすでに検討へと入っているようだ。

 ドイツサッカーリーグ機構クリスチャン・ザイファート代表は、「セーダー知事が語ったことは、実際に多くの人々がかんがえていることでもある。すでに選手と話し合いを重ねているクラブも知っているし、すでに行動へとうつっているかもしれない。多くの関係者が自らの役割を果たさなくてはならない、それが求めれることになるだろう」と語った。

 そして水曜日にはドイツ代表より、マネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏やヨアヒム・レーヴ代表監督がサラリーの一部を返上することを明らかにしており、「アマチュアや女子サッカーなど」を対象に、「クラブの損失を補填するというものではなく」緊急を要するものへ投資していく考えを明らかにしている。


 さらにボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケ代表については、3分の1を返上する模様。本人からの発言は得られなかったが、ちなみに昨シーズンではヴァツケ氏は月収16万ユーロ(およそ190万円)を手にしているところ。


 アイントラハト・フランクフルトのセバスチャン・ローデは、「僕たちサッカー選手には、当然ながら社会的責任の一旦を担うことが求められる。困難な状況に陥ったとき、いかに行動することが最善の策であるかを話し合うべきだ。そうすることで打開策は見出せるものだと思う」とコメント。


 またボルシア・メンヒェングラードバッハは、選手たちがサラリーの一部を返上することを正式に発表した。マックス・エベールSDは「この行動をとる選手たちへ非常に誇りを感じる。貢献をしたいという思いからきての行動だ。我々首脳陣もそれに追随するよ」と宣言、「選手たちは置かれた状況も、自らの本文も理解し、自ら考えた結果の行動なのだ。このことによってクラブ、その職員らの助けにもなればと」と言葉を続けている。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報