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2020年10月11日

ドイツ代表、ネイションズリーグ初勝利も反省の弁

Germany
.ドイツ代表
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 ヨアヒム・レーヴ代表監督は7試合目にして遂に、ネイションズリーグにて初勝利を収めることに成功した。そのことには何より安堵した事だろうが、それでもこの日にみせた選手たちのパフォーマンスは、集中力を欠く事が多く、早期に試合を決する機会をみすみす逃す戦いぶりを露呈している。

 「ウクライナに失点を許すまでに、我々は3−0、もしくは4−0にまでリードを拡大することもできていたかもしれない」と、ドイツの国営放送ARDに対して指揮官はコメント。特に後半51分のドラクスラー、そして57分のクロスターマンなど、絶好機を逃した挙句に「ズーレのPKになったファウルは不要なものだった。ただマークにつき、そこに立ちはだかるだけで良かったのだ」と苦言を呈した。

 だが決してこの試合における反省点は、この部分だけに止まるようなものではない。「あまりに容易にロストしてしまう場面が、いくつも見受けられていた」とレーヴ監督。さらにこの日に追加点をマークしたマティアス・ギンターも、「とりわけ前半に関しては、僕たちはあまりに簡単にロストして、イージーミスを連発していたよ。ドイツ代表としては滅多にみられないほどに」と明確に指摘。序盤では呆れ返るようなビルドアップでのロストもみせている。

 ただレーヴ監督は後ろ向きな側面ばかりに目を向けるのではなく、「我々にとっては守備面については安定していたこと、そして相手にあまりチャンスを与えていなかったということが重要だ。」と強調。そのため来週火曜に控えるネイションズリーグ第4戦スイス代表戦に向けて、「とくに何もなければ、先発メンバーはあまり変化させたくはないね」と、ローテーションをあまり行いたくない考えも示した。

 しかしながら相手チームのウクライナ代表にとっては、新型コロナウィルスの感染に襲われたことに加えて、負傷者にも泣かされたことも踏まえドイツ代表守備陣にとってそこまで大きなプレッシャーをかけられる状況になかったことは見逃せない。その辺りはスイス代表は今回よりも、ミスの代償をより高く払わされる可能性のある相手だ。
 


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