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2020年12月22日

マルコ・ロイス獲得成功時を懐かしむ、エベールSD

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
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 先日ボルシア・メンヒェングラードバッハとの契約を、2026年まで更新したことを発表したマックス・エベールSD。選手獲得における移籍交渉への、とりわけ財政面において如何に困難であるかという質問を受けた時、同氏は「今日ではお金に関わらず、理にかなったステップをちゃんと考えてキャリアプランを描く代理人も、増えてきた」との考えを示した。

 振り返ればエベール氏が就任した2008年当時を振り返った時、2部を行き来していたグラードバッハでは財政面のみならず、競技面においても今とは比較にならない状況に置かれていた。そのことが今となっては「非常に面白い交渉」へとつながっており、「現時点における成功のみならず、これまでの経緯も含めて、我々は良いパッケージを提示することができるんだ。いまやマルコ・ロイスとの初めての交渉は懐かしいものだよ。「みてくれ、これがうちのプランなんだ」と説得を試みたものさ」と振り返っている。

 そして最終的にグラードバッハは、移籍金100万ユーロを投じる形で、若きロイスを迎え入れることに成功。その3年後には移籍金1700万ユーロでボルシア・ドルトムントへと渡ることになるのだが、いまやグラードバッハは育成のみならず、欧州の舞台も視野に入れるほど「競技面においてもアピールができるようになっている。その両方を達成することこそ重要なことなんだ。」と、胸を張ったエベールSD。

 「仮に選手たちは我々のクラブを後にするとしても、それは決して常に大金目的ばかりとは限らない。彼らにはドイツ、フランス、スペイン、イングランドなどで優勝を果たしたい、常にチャンピオンズリーグの舞台でプレーしたいという場合だってある。当然、そういったクラブにはより多くの資金があるわけだが」と述べ、「選手たちは金の亡者ではなく、明確に自身のキャリアを歩んでいる。それが我々にとってのメリットだ。こういった選手は十分に存在しており、だからそれを見出すのは自分たち次第ということだよ」と言葉を続けている。
 


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