ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年02月23日

大物喰いのグラードバッハ、マンC戦はむしろチャンス?

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 週末に行われた17位1.FSVマインツ05戦での敗戦は、改めてウニオン・ベルリン(1−1)、そして1.FCケルン(1−2)戦での印象を再確認する結果となった。つまりボルシア・メンヒェングラードバッハは相手がコンパクトに組織化されたチームを相手にした場合、「前線での一貫性と確信に不足が見られる」(ローゼ監督)ことにより、ペナルティエリア内への侵入が困難となる姿がしばしば見受けられる。それは今回のマインツ戦でも見て取れたものであり、それでも一矢は報いた主将ラース・シュティンドルは、「精力的にはプレーしていたけど、でも特に後半は自分たちの優位性を得点チャンスに変えることができなかった」と振り返っている。

 そんな流れの中で今回、公式戦18連勝中と勢いに乗るマンチェスター・シティとの対戦が控えているという事実は、大きな不安だけが募っているのではないか。いやむしろその逆か?アンダードッグの立場へと変わるグラードバッハにとって、守備へ大幅な人数を割いてくるわけではないクラブとの対戦では、オフェンス面で打開策を模索していく上で、強みであるカウンターを繰り出すチャンスを得られる事だろう。ポゼッションサッカーを信条とするマンチェスター・シティが側が好んでボールを持ちにくることは容易に想像ができ、その結果「我々はこれまでとは異なるスペースを手にすることになるし、オープンな展開になるだろう」とローゼ監督「水曜日はいかに我々が良い守備をみせるかにかかっていることだろう。そしてその中でピンポイントに相手へ仕掛けていくということだ」と言葉を続けた。

 実際にグラードバッハは今シーズンではむしろ、強豪を相手にして善戦を展開してきたという実績もある。グループリーグではインテルとレアル・マドリードを相手に2−2の痛み分けを演じながら見事突破(4試合で6得点を記録)、今年に入ってバイエルンから3得点、ドルトムントからは4得点を挙げて勝利をおさめており、マックス・エベールSDは「我々にはクオリティがある、そうじゃなくてはバイエルンから勝利は得られないものだ。水曜日の試合では2ndレグに期待をつなげられるように頑張りたい」と意気込みを語っている。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報