ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年03月03日

就任発表から続く不振に、ローゼ監督「重くのしかかっている」

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ボルシア・メンヒェングラードバッハを襲っているネガティブな流れは、火曜夜に開催されたドイツ杯準々決勝でも続くこととなり、ボルシア・ドルトムントへ0−1での敗戦を喫することとなった。ただしマックス・エベールSDは対戦前から、マルコ・ローゼ監督が引き続き指揮をとっていくことを明言している。

 「それが、うまくいっていない理由だとは思えないんだ」と、ドイツの国営放送ARDとのインタビューの中で同SDは語った。あくまで退任は夏であって、今ではない。来季よりドルトムントへと移籍する指揮官と、選手たちとの関係には問題はないとみており、「そう感じられる。それが重要なんだ。うまく機能している」と言葉を続け、むしろ「複雑な試合日程」による影響を指摘している。

 一方のヨナス・ホフマンは、試合後スカイとのインタビューの中で、こちらも選手たちが監督を支持していることを強調した。「ピッチ上では僕たちは、チームとして引き続きその意思と闘争心をみせていたと思う」としながら、「僕たちは本当に良い戦いができていたと思う」とコメント。「ただゴールネットを揺らすことができなかった。それ以外は、特に批判するようなことはないと思う」

 しかし失点の場面もまた、当然ながらこの試合の反省材料となることだろう。「自軍のコーナーキックからの失点だったんだ。あんなことは許されない。クレバーではなかった」フロリアン・ノイハウスのパスミスからドルトムントのカウンターを許し、そしてジェイドン・サンチョがこの日の決勝点となるゴールを沈めてしまったのだ(66分)。ただこれからはリーグ戦に集中して臨んでいくことも強調。「レヴァークーゼン戦では、またしっかりと集中して試合に臨んでいかなくてはならない。」

 ローゼ監督は選手たちへと賛辞を送っており、「成功を得るために、ピッチ上で非常に多くのものを注いでくれた」と評価。「相手に展開させず、自分たちがコントロールする時間帯が多かった」上に、「前半は非常に良いものがあった」ともコメント。とりわけ後半59分の、ベンセバイニのミドルシュートがネットを揺らせなかった場面を悔やんだ。「今日はツキのあったチームが勝利をおさめたのだ」

 ただその賛辞とは別にして、これから選手たちとは「なぜ今は、結果がついてこないのかについて、話し合っていくことも重要だよ」とコメント。だが決して選手たちの取り組む姿勢については疑問の余地はなく、「決して信念をもてていないチームの戦いぶりではなかった」と強調。むしろ「今日の試合でみせていたような、メンタリティをこれからもみせていってほしい」と付け加えている。

 いずれにせよこれでボルシア・メンヒェングラードバッハは6試合連続未勝利。ドルトムント移籍が発表されて以降つづく不振に、「この状況は私に重くのしかかっているよ。当然ながら傷付かずになどいられないよ。6試合連続未勝利というの状況は不慣れなもの。今は次の試合に向けて、選手たちを牽引し鼓舞していかないといけない。そのためには大きなエネルギーをもろめられることになるのだが、だが選手たちの戦いぶりを目にしていると、そういう力も湧いてくるものだ」と語った。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報