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2021年04月12日

フランクフルト飛躍みせるも、ヒュッター監督も退団に迫る?

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 この夏にボルシア・ドルトムントへと移籍するマルコ・ローゼ監督の後任候補として、アイントラハト・フランクフルトのアディ・ヒュッター監督の名前は以前より浮上しており、確かに2023年まで契約を残してはいるものの、それには約750万ユーロで移籍可能となる例外条項も含まれているとも言われているところ。そしてkickerが得た情報におよればグラードバッハとヒュッター監督は、将来に向けた話し合いにおいてかなりの進展をみせているようだ。

 仮にそれが合意という結論に至ったとしても、決して驚く必要はないだろう。それは木曜日の会見の席にて、ヒュッター監督自身が明言を避けた姿にも符合するものであり、またグラードバッハのエベールSDは、「我々の中では、誰が新監督になるべきかはっきりとしている」と語っていた。これらのことからおそらくは、グラードバッハは希望する候補者よりポジティブなシグナルを受け取っており、あとは就任決定のタイミング見計らうだけなのではないか?との疑念さえ抱かせる。しかしながら少なくとも次週の両者による直接対決の前に行われることはなく、また両者ともに重要な局面にある中、過密日程に入ることからも第31節以降の方が適切だといえるだろう。とりわけフランクフルトにとっては、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権獲得もかかっているところだ。

 グラードバッハにとってみれば、ヒュッター監督はローゼ監督の後任としてまさに最高の答えであり、その刺激的かつ攻撃的なサッカーによってお、数多くの選手を育て上げ結果も残してきたその手腕は、当然のことながらフランクフルトでも高い評価を受けている。つまりはフランクフルトにとっては大きな打撃であり、加えてフランクフルトではブルーノ・ヒュブナーSDが今夏で退任。さらにフレディ・ボビッチ競技部門取締役も退団を希望し、ヘルタ移籍が噂されており、フランクフルトしてはここまで作り上げてきたものが、あっという間に崩れ去ってしまわぬよう、これまで以上に注意を払っていかなくてはならない状況だ。
 


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