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2021年12月12日

グラードバッハ、遂に降格争い突入「自信を失っている」

Borussia Mönchengladbach
ボルシア・メンヒェングラードバッハ
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 宿敵1.FCケルンとのダービーでは1−4、続くフライブルク戦ではわずか開始37分で0−6。これで「多くの自信を失ってしまった」とマックス・エベールSDは、国営放送ZDFの番組内にて語った。だがそれは今季から就任したアディ・ヒュッター監督に対するものではなく、選手自身についてのもの。

 「こんなにも一気に、自信をもてずプレーする姿をみるとは驚きだ」と語った同SDは、「ボールをもつことを躊躇しており、また守備についてはブンデスで求められるものではない。」とコメント。その結果、この3試合で14失点をも喫してしまったのだ。

 特に今回のライプツィヒ戦では、相手の優位性を前に「非常に神経をすり減らされる」試合展開となっており、「後半では少なくとも少し自信を取り戻して」終盤に1点差とするも、ロスタイムで2失点。「完全に打ちのめされてしまった」グラードバッハは遂に降格圏内16位まで、勝ち点差2というところまで転落してしまった。

 この不振の責任について、ヒュッター監督に対してどうみているのだろうか?「もちろん監督にも責任があるし、私にも責任がある。我々全員に責任がある。誰かをお互いに指さし合うような状況は見たくない。全員が責任を負っている。確かに実際にプレーするのは選手でも、コーチの指示をしっかりと実行できなくてはいけない。」

 そして水曜日にはヒュッター監督の直近の古巣、アイントラハト・フランクフルトとの一戦が控えているところ。「選手たちの奮起に期待したい」とエベールSD。「我々はここで自分たちの気概をみせなくてはいけないんだ。この逆風に対して、我々は一丸となって立ち向かっていかなくてはならないよ」と言葉を続けている。


 試合後、ヒュッター監督は「現在は我々全員にとって厳しい状況であり、3つの大敗で当然ながら失望している」と振り返り、「後半は流れをつかんで対人戦で良いところもあった。同点にもできるかもという予感もあった」ものの、「最終的に高いリスクをかけていったが、ライプツィヒが勝者に相応しかったことは確か」と説明。

 「状況は困難であっても問題は、ここから力を合わせいかに抜け出すか。こういう試合の後では難しいところがあるが、良いところにも目を向けないと」と前を向きつつも、「確かに決して満足できる勝ち点ではない、年内残り2試合で最高の結果が求められる。最善を尽くすよ」とも。「危機的状況に陥っているとまでは言わないが、このチームがもっているクオリティは高いのでね」と語った。
   


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