ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2019年08月08日

難民からブンデスリーガーとなったジャッタ、年齢詐称疑惑が浮上

Hamburger SV
ハンブルガーSV
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ニュルンベルク戦での快勝の余韻も、わずか二日で全てが吹き飛んでしまったかのようだ。ドイツのスポーツ専門誌シュポルト・ビルトが伝えたところではバカリー・ジャッタが、年齢を偽った虚偽の身分証を用い難民として入国しており、加えて母国ではプロ選手としてプレーもしていたという。

 同紙によればジャッタの本名はバカリー・ダッフェーであり、年齢は21歳ではなく23歳。二人のかつて指導を行なった人物が、記事の中で確かにジャッタを指導したことがあると証言。なおクラブ側が同選手に対して処分を下すかどうかについては、全く白紙のまま。

 ハンブルクではベルント・ホフマン代表は「うちにはバカリーの有効なパスポートと、滞在許可証が提示されている。彼がここに来て以降は、文句の付け所のないスポーツマンシップをみせており、チームメイトとしての信頼も得ている。すぐにチームへと馴染んだし、我々は選手としても人間としても評価しているところだ」との声明を発表した。

 なおハンブルクではこの記事が発行される1週間前からこの情報を手にしており、クラブ首脳陣はジャッタと個別の話し合いの場をもって確認。そこでジャッタ自身はこれまでの主張通り、あくまで未成年としてドイツに来て、さらに組織化されたサッカークラブでの経験はないと語ったとのこと。

 さらにハンブルク側では、ドイツサッカー連盟についてこの件についての確認を行なっており、その結果、間も無く行われるドイツ杯初戦での出場には特に問題はなく、明日の木曜も通常通りに練習をおこない、日曜日のケムニッツ戦へと準備を進めていくことになる。

 だがそれがドイツサッカー連盟がこの件に関して、全く関与しないという意味ではない。ドイツサッカー連盟監理委員会とハンブルクの警察は調査を開始したことを、SIDに対して認める発言をおこなった。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報