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2017年10月24日

攻撃的決断がアウグスブルク撃破に。フュルクルークがみせた意地

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開幕から無敗を続け、昇格組ながら上々の出だしをみせていたハノーファー96。だがその裏では、トップを務めていたニクラス・フュルクルークがノーゴールの状態が続いており、そしてチームがついに連敗を喫すると、これまで精力的なプレーを評価していたアンドレ・ブライテンライター監督は、自身就任後に2部昇格に大きく貢献したFWを先発から外すことを決断する。

だが迎えたアウグスブルク戦での前半は、「本当にうまくいかなかった。試合を見出せず、そして避けたいと思っていたミスまで連発していたよ」と、マネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏はコメント。むしろ「0−1で折り返せたこと」への喜びさえみせるほどだった。

ハーフタイムではブライテンライター監督は、選手たちに対して檄を飛ばし、「後半からは自分たちのプレーを見いだすことができていたね。」とヘルト氏はコメント。後半から起用されたバカロルツが中盤で積極的なプレーをみせ、さらにFWフュルクルークを起用したことで「より攻撃的にいくように決断したことが、この試合のキーポイントとなったよ」と振り返っている。


そして開幕から8試合で無得点の状況がつづいていたフュルクルークは、1点をリードされた状況から、これまでの鬱憤を晴らすかのうようにわずか25分程度のブレー時間で2得点をあげる大活躍を披露。kicker誌より、今節のMVPにまで選出されたのだ。

そしてこれによりハノーファーは、泥沼の3連敗を免れることに成功。ヘルト氏は「つまりは我々の場合では、どの選手でもアピールのチャンスが巡ってくるということだ。チーム全体で掴んだ成功だったね」と胸を張った。

ちなみに途中出場からの2得点は、ハノーファーのクラブ史上7人目の快挙であり、フュルクルークは「要因となったのはあれこれ考えずに取り組んだこと。今週は我慢してハードに取り組んできた。それが報われる結果になったね」と述べ、「今日はリラックスしてプレーした。でもこれでうかれることなく、これからどうなっていくのか見てみるよ。相手次第ということもあるし、そもそも勝ち点や順位表が重要なものだからね」と言葉を続けている。


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